過去ログ - 京子「ねえ結衣ー。遺伝子を残せないのってちょっと悲しくない?」
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100: ◆IE4zSaOpSA[saga]
2015/03/26(木) 23:01:25.85 ID:1vJUpQqc0



ちなつ『私、気付いたんですけど』

京子「なになに?」

ちなつ『京子先輩って昔よりしっかりしてますよね』

京子「え、そうかなぁ」

ちなつ『結衣先輩の分まで私達のことを考えてくれてたというか、守ってくれてたというか。頼りになる先輩って感じでしたよ』

京子「それはつまり、結衣がいなけりゃちなつちゃんは私に惚れてたということか!」

ちなつ『そうかもしれませんね』

京子「え?え……え?」

ちなつ『冗談です。私、結衣先輩一筋ですから』

京子「ですよねー…」

ちなつ『ていうか、結衣先輩がいなければなんて話しないでください』

京子「うん。やっぱ私達、結衣がいなきゃだめだよね!」

ちなつ『はい。だめだめですよ』

京子「でもさ。結衣がいない分がんばってたって言うなら、ちなつちゃんだってそうだよ。私のボケ拾ってくれたり、心配してくれたり。『しょうがないですね京子先輩は』なんて言ってくれたり。それからねー…」

ちなつ『でも、私に結衣先輩の代わりは務まりません。結衣先輩の苦労がよく分かりました。結衣先輩が戻ってきたら、あんまり迷惑かけちゃだめですよ』

京子「いやいや。結衣はまんざらでもないんだって!」

ちなつ『そうですかね』

京子「うんっ」

ちなつ『…そうですね』

京子「そういや、あかりは逆に年々甘えん坊になってってる気がする」

ちなつ『え、そうですか?』

京子「うん。甘やかせすぎたのかな?」

ちなつ『それでいいと思いますけどね。私達がついていないと。あかりちゃんはどっちかと言うと守られる側の方が似合いますし』

京子「そだね」

ちなつ『…じゃあ私、今日は疲れたのでそろそろ寝ますね』

京子「うん。明日だけどさ、朝ちなつちゃんちに迎えに行くってことでいい?」

ちなつ『…はい。了解です』

京子「よし!んじゃ、おやすみちなつちゃんっ」

ちなつ『…おやすみなさい、京子先輩』


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