過去ログ - 京子「ねえ結衣ー。遺伝子を残せないのってちょっと悲しくない?」
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116: ◆IE4zSaOpSA[saga]
2015/03/27(金) 23:00:13.28 ID:lyJOEngf0

〜3月27日 14:30・西垣宅〜


西垣(完成だ)

西垣(絶対に生まれさせてやる。私はあの宇宙最強の科学力を…お前を生かすために調べ尽くしたんだーー!!それでもほんの些細な成果しか得られなかったが、お前を生まれさせるには十分な成果だ)

西垣(だがタイムリミットが近い。私は間に合ってしまった)

西垣(一ヶ月間、貫いた信条にさえ背を向けることになる。…仕方がない。歳納、吉川…今回はお前達が主人公だ)

西垣(見ているがいい船見。これからは、少年漫画的な熱い展開が待っている。私達はこれからとことんまでに臭いセリフを連発し、天から見ているお前を攻め立ててやるから覚悟しておけ)

西垣(もう一度言う。とことんまでに臭いセリフを連発し、お前をたじたじにさせてやる)

西垣(杉浦が言っていたぞ。『たじたじタージマハル』。お前は今からたじたじタージマハルになるんだ。お前を愛する奴らが秘める、照れくさくて見てられんほどの強い愛をお前に見せつけてやるということだ。これからの熱い展開すべてがお前のためにあるストーリーなのだと思い知ってそこで見ていろ)

西垣(いいやそんなわけがないだろう。私達はみんなを愛し、そしてみんなに愛されているんだ。お前だけに向けられる愛だと思ったら大間違いだぞ。愛し合う私達を見せつけてやる。悔しかったらさっさと生まれて出てきやがれってんだクソッタレめ)

西垣(そして私からはこの一言を送る。『この爆風に飲まれるがいい。逃げ場はどこにもないぞ。』一言じゃなかったな。すまない)

西垣(知ってるか?青春は爆発なんだ。ゆえにお前達が描く物語は、私にとっては爆発物語なんだ。お前達が私の力を必要としてくれた今回に限っては、私の力でお前達を爆発させてやるとしよう。逃げ場はどこにもないぞ)

西垣(一つだけ言っておく。これは決して悲しい死を描いた物語じゃないんだ。その時代の悲惨な歴史だけを見て、安易に死の話と捉えるな船見。これはお前がまた幸せに生きるまでの、サクセスストーリーであるべきなんだ)

西垣(いいや、言いたいことが一つだけなわけないだろ。馬鹿にするなよ。いくらでも存分に語り尽くしてやる。早く生まれたくてたまらなくさせてやる)

西垣(…生まれるがいい…)

西垣(私ならばこそできる。そしてあいつらもまた子供だからと言ってなめるなよ。私でさえ中学生の時に一度、愛する者をこの手で蘇らせているんだ)

チョコ「ワンワンッ、ワンワンッ」

西垣「うるせい!今語ってるんだから黙ってろい!」

チョコ「クゥーン…」

西垣「ははっ、うそうそ。冗談だよ。またちょっと留守にするからお留守番頼んだよ」ナデナデ

チョコ「ワンッ!」

西垣(…こいつの存在を繋いだのは私だけじゃない。私はいつか、引っ越し作業用無人格クローンの弔いに行ってやるぞ。全力で鑑識を回してやる)

西垣(さあさっさと終わらせてやるぞ。松本が寂しがってるんだ)

西垣「…我が爆友松本よ。明日は飯でも食いに行こう。もしもお前が今でも私を想ってくれているのなら……オラに元気を、分けてくれ…」



『……』



西垣「…ふっ」

西垣(マツモット…おまえがナンバーワンだ!!)

西垣「サンキューマイフレンド。元気玉の大きさは十分だ」

西垣(この力こそが宇宙を救った愛の結晶。この宇宙最強の爆発力で何もかもを爆発させてやる)

ギー…

バタン

西垣「明日は一緒に爆発しような、松本」カツン カツン…


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