過去ログ - 京子「ねえ結衣ー。遺伝子を残せないのってちょっと悲しくない?」
1- 20
83: ◆IE4zSaOpSA[saga]
2015/03/25(水) 23:07:37.44 ID:UIrPVHSj0

お昼のことはあまりにも恥ずかしかったけど、不思議とよそよそしくなるようなこともなかった。むしろ胸のつかえが取れたような気分だ。言葉にして良かったと思う。

結局悩み事は相談してくれなかったけど、一緒に楽しい時間を過ごすだけでも歳納京子のためになるんだと考えればいい。私はそのために今日を楽しもうと思う。

そして歳納京子も、私のために今日を楽しもうとしてくれている。少しずれてるけど、私のためを思って誘ってくれたというのは、考えてみればすごく嬉しいことだ。

この日がお互いにとってなんなのか。それが分かったから、あとは余計なことを考えず今日を楽しめばいい。

恥ずかしかったけど、それを伝えられて良かったと思う。



〜14:00・ベンチ〜


京子「へくちんっ!」

綾乃「あら、寒いの?」

京子「いや平気平気。きっと誰かが私の噂をしてるんだよ」

綾乃「あ、もしかして」

ピトッ

京子「ぬっ」

綾乃「ほら、首冷えてるじゃない。マフラーもしないで慣れない髪型するから…」

京子「…」

綾乃「……」

京子「///」

綾乃「…ッ!」

シュルルン!

京子「え?」

ファサッ

綾乃「そっちの方が…いいと思うから」

京子「うん…」

どうかしてるわ…こんなこと臆面もなくやってのけるなんて

ていうかなんで赤くなるのよ…いつも自分から引っ付いてくるくせに

京子「よし、では装備変更だ。歳納京子はいつものリボンを装備した。手ぐしで元通り。防御力が20上がった」

綾乃「なによそれ…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
167Res/178.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice