過去ログ - 京子「ねえ結衣ー。遺伝子を残せないのってちょっと悲しくない?」
1- 20
85: ◆IE4zSaOpSA[saga]
2015/03/25(水) 23:09:03.32 ID:UIrPVHSj0

その写真に映る私は歳納京子に肩を抱き寄せられて、それまでにないぐらい素直な笑顔を見せていた。頬は赤く染まっていて

こうやってはたから見ても、疑いようもなく私は歳納京子に恋をしている。

心の中でさえなかなか素直になれない私だったけど、今日ばかりはそんなつんけんした態度をとても保ってはいられなかった。今日をきっかけに、普段からもう少し素直になれたらと思う。


ただの友達としてでも構わないなんて思っていたけど、やっぱりこれはデートであって欲しい。そんな願望まで強まってしまった。

もしかしたら、本当にこれはデートだったんじゃないか。歳納京子にとって、私は一番の大切なものなんじゃないか。そんな勘違いまで芽生え始めている。

その写真に映る歳納京子の頬も、同じように赤く染まっていたから。



〜17:00・電車内〜


綾乃「そしたらね……」ウトウト

綾乃「古谷さんがね……」ウトウト

京子「綾乃眠そうだね」

綾乃「だいじょぶよ…」

京子「私の肩なら空いてるよ。ほらっ!」バシバシ

綾乃「あなたねえ…」

京子「ほら」ポン

綾乃「…」

綾乃「じゃあ…」

綾乃「お言葉に甘えて…」

トサッ

京子「…へへ。おやすみ、綾乃」

綾乃「…」

…眠れるわけないじゃない


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
167Res/178.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice