過去ログ - 樟葉「お兄ちゃんの部屋に妹物のえっちなゲームが落ちてた」
1- 20
18:名無しNIPPER
2015/03/23(月) 18:11:48.07 ID:Dmb0eSZC0
「・・・うぅ。」ドキドキ

静まり返る部屋で、わたしは今だ布団に包まって動きませんでした。
お兄ちゃんが部屋を出てからしばらく経っても、一向に体の熱は逃げません。
心臓は今だ激しく脈を打って、終には全身に力が入らなくなってしまいました。

かつてお兄ちゃんに対してドキドキしたことがあったでしょうか。
何故か、お兄ちゃんの前では言葉を発するのも難しくなってしまいました。
結局お兄ちゃんは勘違いしたまま出ていきましたし、もうぐちゃぐちゃです。

「もしかして、わたし・・・。」

 いやいやいや、そんなことあるわけがないよ。

 だってお兄ちゃんだよ?中二病だよ?ダークフレイムマスターだよ?

 そりゃ確かにお兄ちゃんは優しくてちょっとカッコいいけど・・・。

 別にそんな感情は・・・。

きっと一時の気の迷い。そう信じて布団から起き上がると、次第に心は平静を取り戻していきました。
バチン、と量の頬を叩いて気分スッキリ。

「よし、これならきっと大丈夫!」

時刻を見ると、もう六時半です。どうやら一時間近くも布団の中で悶えていたようです。
そろそろお兄ちゃんがご飯を作り終わっているころでしょう。
今だふらふらする体を働かせ、リビングへ向かいました。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
216Res/120.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice