過去ログ - 【安価】京太郎「和に告白したいんだ」咲「ふ、ふぅーん……?」
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90: ◆BrE4gA1VUI[saga]
2015/03/26(木) 00:00:26.10 ID:hA/NrB4no



久「さーて、それじゃあ帰りましょうか」

まこ「最後の部活じゃったな」

久「ええ。これですっきりと、受験に専念できるわ」

 晴れやかな顔で、元部長……竹井先輩が笑います
 この人には色々と恩がある反面、振り回されたこともありましたね

優希「来年も二連覇を約束するじぇ」

久「ありがとう。その前に、まずは新入部員ね」

まこ「全国優勝の看板があるけぇ、大丈夫じゃろ」

優希「のどちゃん目当ての男もたくさん入るじょ! よかったな京太郎!」ポンッ

京太郎「え?」

 ゆーきの言葉で、私の心臓は鷲掴みにされたように鼓動を止めました

咲「ゆ、優希ちゃん」

優希「そうしたら来年は京太郎も団体戦出れるじぇ!」

京太郎「!」

 それは正しいこと
 須賀君からすれば、男の人が増えるのはきっと……嬉しいこと、ですよね

和「ゆーき」

 でも

優希「?」

和「そんな不純な動機で入る人なんて、必要ありませんよ」

 須賀君以外の男の人なんて、考えたくありません
 だって、私の好きな人は――

京太郎「え?」
 
和「正直、女性目当ての入部希望者なんて気持ち悪いです」

 自分の何がそうさせるのか
 驚く程に冷ややかな声が飛び出しました

咲「の、和ちゃん! そんな言い方……」

久「あら? でも実際そうじゃない?」

まこ「確かにのぅ。じゃが、京太郎の為にも……」

京太郎「い、いえ。俺は別に……」

 須賀君も困ったような顔で私を見ています
 あぁ……私、なんて酷いことを

和「(訂正するなら、今ですよね)」ゴクッ

 謝らなきゃ
 そう思い、口を開こうとして――

咲「あ、あの! 今日はちょっと、用事があるんです!」

 私の友達が、彼の袖を掴みました



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