過去ログ - 千早「好敵手(ライバル)」美希「なの!」
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14: ◆NTkZ5SWxRg[saga]
2015/03/25(水) 21:07:44.69 ID:A7VXnkjd0
 気がつけば黒井社長に辞表を叩きつけていた。適当に取ったボールペンで書き殴った汚い辞表。いくら中学生だからとはいえ
こんなモノが受け入れられるとは思っていない。だからこれは自分なりのケジメ、受け入れらなくとも、自分はここを去るのだという意思表示。

黒井「……出て行け」

美希「お世話になりましたなの」

 二言だけの別れを済ませ、翻した視線の先にふたり。

響「自分は、美希に付いていくぞ」

貴音「わたくしも、星井美希に付いて参ります。黒井殿、今までお世話になりました」


 もう彼は言葉を発することは無かった。ただその背中が『勝手にしろ』、そう言っているようで、深く頭を下げずにはいられなかった。


 移籍した先でやっと出会えた倒すべき相手、よくよく見れば端正な顔立ちの少し年上の少女。気がつけば口は自分が思うよりも多く回る。

 紡ぐ言葉に相手の顔が曇るのがまるでスローモーションのようによく見える。だけど、止まらない、止まれない。

美希(ミキは、この世界で一番キラキラしたいの!)

美希「だってそうじゃなきゃミキが勝てないワケないの、アハッ☆」

 リボンの女の子が何か言っている。焦ったような様子で……如月さんについて、何か知ってるのかな?


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