過去ログ - 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
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733: ◆Qxi3nQ8k6U[saga]
2015/04/09(木) 13:10:07.18 ID:g+1R4ai6O
不知火一型丙と不知火弐型。

両者の外観は殆ど一緒だった。

それもその筈で、弐型は一型丙に米国製パーツを換装して電費の問題等を解消するために開発された機体であり、外観には殆ど手が加えられていなかった。

素人が端から見れば、同じ様な見た目の機体が同じ様な動きで長刀を振るいあっているように見えただろう。

だが、ほんの暫く観察すれば、それが違うことは一目瞭然だった。


ユウヤ「ぐううっ!?」


次第に、拮抗していたかに見えた状勢は一型丙に搭乗する京太郎に傾き始めていた。

そして、弐型に乗るブリッジス少尉の一瞬の隙を突き、転倒させた。


京太郎「ほら、立てよ」


刀身の先で不知火弐型を突っつき、起立を促す。
言われなくても、と言わんばかりに不知火弐型は立ち上がった。


ユウヤ「んのおっ!!」

京太郎「はいはい、はいっと」

ユウヤ「ぐあああっ!!」


今度は鍔迫り合いをしてがら空きとなった胴部を蹴り上げられ、大きくバランスを欠く。


京太郎「腕だけの力で振るうんじゃない、機体の身体全体を一つとした捉えて扱うんだ!」

ユウヤ「………………」


ユウヤとしても、突撃砲を拾って撃つような気にはもうならなかった。

先日の篁中尉による武御雷による襲撃。
その際に感じた妙な感覚を確かめたく、敢えてユウヤも長刀で応戦しているのだ。

故に、そのアドバイスをユウヤは無意識に聴き、従っていた。


京太郎「さあて、どうする?」



↓1
01〜49 結局京ちゃんには勝てず
50〜79 ユウヤ、何かを掴む
80〜99 京ちゃん、一瞬遅れを取る
ゾロ目 スキル習得


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