過去ログ - やよい「幽霊よりも妖怪の方が怖いかなーって」
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7: ◆Z2EXv0FZUc[saga]
2015/03/26(木) 20:26:16.90 ID:vfjrfe0to
やよい「もうっ!勝手に一人でウロウロしちゃだめですよ、貴音さん!」

貴音「す、すみません……」

やよい「うぅー……ウインナーなんて今日は使わないのに……それも二袋も」

真美「……なるほど。スーパーに現れる妖怪『シ・ショクオ・バサン』ってのはマシンガントークでこっちに何も言わせずかごに商品をぶち込む試食コーナーのおばちゃんだったってことだね」

貴音「なんと……あのご婦人が実は物の怪であったと……人間にしか見えなかったのですが……」

春香「た、貴音さん。そういうことじゃなくて……」

響「……まぁ戻そうにも勝手に別の棚に戻すのは気が引けるし、かといってかごに入れた張本人の目の前で返すのも……だしね」

やよい「はい……一度視界に入ってしまったら最後、いつもあんな感じでウインナーとかベーコンとか入れてくるんです」

雪歩「なんだかやよいちゃん、とっても気に入られてるみたいだしねぇ」

やよい「はい。それはすっごく嬉しいんですが……できるだけ出費は抑えたいですから……いつもできるだけあの人に会わないように買い物をしてたんですけど……」

響「……貴音が本能のままに近づいて、こうなっちゃったってわけか」

貴音「……すみません、わたくしの迂闊な行動のせいで……」

やよい「いえ……でもどうしましょう……このウインナー」

雪歩「あ、だったら明日の朝食にでもすればいいんじゃないかなぁ。ほら、半額シールあるから実質一袋はタダみたいなものなんだし……」

やよい「……そうですね!一つはタダですから!」

春香「だけど妖怪って……やよいがそんなこと言うなんて珍しいね」

やよい「亜美が言ってたんです!あのおばさんは妖怪なんだ、って。それが妙に頭に残っちゃって……」

響「息を吐くようにでまかせを……」

雪歩「冗談のつもりだったんじゃないのかなぁ」

真美「他には?何か言ってなかったの?」

やよい「えっと……ご飯の献立がなかなか決まらないときとか、ご飯炊くのを忘れちゃったりしたときとか、洗濯物を干してすぐ空が曇っちゃったりとかは実はみーんな妖怪の仕業だって……」

春香「なんでそんな主婦のあるあるネタみたいなのを……」


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