51: ◆Uv0I4kotRQ[saga]
2015/04/03(金) 01:11:47.73 ID:yf8uvHtH0
−学校 昼休み 屋上−
男友「それホントに大丈夫か?」モシャモシャ
幼「男友はいつも大袈裟なんだって。 ただ転んじゃっただけだから大丈夫大丈夫」
男友「ならいいんだけどなあ」チラッ
男「だからその眼差しはやめろと」
幼「……」
男「お前も何か言ってやってくれよ」
幼「え? あ、あはは、そうだね……」
男友「なんか幼馴染もテンション低くないか?」
幼「あ、うん。 そ、そうだよね、折角3人でごはん食べてるのに」
男友「あー、俺も幼馴染に罵られてないと調子出ないわー。 テンション下がるわー」
幼「……なによそれ、まるで私がアンタみたいに口の悪い人間みたいじゃないの」
男「まあ、あながち間違いでもない?」
幼「もう、男まで! もうしらない!」ヒョイパク
男友「なんてことを! 俺の最後の唐揚げが犠牲者に……」
幼「じほうじほくふぉ」モグモグ
幼「ん、案外おいしいのね。 やるじゃない」
男友「あぁ! 幼馴染に料理を褒められるなんてなんという幸せだろう!」
男友「これを機に俺にも幼馴染との春が……!」
幼「ないない」
男友「そこまではっきり言われると俺のガラスのハートが粉微塵になってしま……」
放送「あー、男友、男友。 大至急、職員室に来てください」
男友「え?」
男「……お前行ってなかったの」
男友「あれ冗談じゃなかったの?」
幼「はあ、バカねえ」
男友「教師と言えど、俺達の食事を邪魔するとは許せんな!」ザッザッ
男「絶対泣き事言いながら帰ってくるぞ」ケタケタ
幼「あはは」
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