過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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100: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/04/13(月) 12:23:17.59 ID:ueeYAoj10
こうして――――道を塞ぐ魔物を封印し歩きながら、僕たちはイリアスポートに到着した。

ルカ「やっぱり――――」

アリス「心当たりがあるのか。この活気の無さに・・・」

イリアスポートは向こうと同じように、随分と活気が無い。

その原因は海が荒れているせいで、海路が半ば封鎖されているからだ。
僕がそれをアリスに伝えると――――

アリス「ふむ、ああ、そうか」

ルカ「アリスにも心当たりがあるの?」

アリス「ん・・・まぁ、ちょっとな」

心当たりがありそうだ。
どうやら原因は別でも、起きている現象は変わらないようだ。

アリス「それにしても、これでは各地の名産品が楽しめんではないか・・・・・・」

アリスがそう頭を抱えた時だった。

???「手はあるわ!」

残念なラミアが現れた!

ルカ「僕を追って先回りしてたのか・・・」

アミラ「そうよ。ダーリンのためにお得な情報をゲット。いわば罪な情報屋」

確か向こうではアミラの職業は情報屋だったなぁ。と思い出す。

アミラ「私の集めた情報によれば――――」

ルカ「この町の西に洞窟があって、そこにはキャプテン・セレーネの財宝が眠ってるんだよね?」
ルカ「その中に「海神の鈴」っていう秘宝があって、それがあればどれだけ海が荒れていても沈まない ってやつでしょ?」

アミラ「・・・・・・確かにそうだけれど―――洞窟は東よ?」

ルカ「あぁ。勘違いしていたよ」

僕は努めて平静に答える。でも――――

ルカ(おかしい。僕の経験だと西側にあったはずなのに―――)

どうやら若干地理にも差があるようだ。
でもハーピーの集落の位置関係は同じだった。
この2つの差には何があるのだろうか。

アミラ「でも、その洞窟は――――」

ルカ「例によって魔物の巣窟になっているんでしょ?」

アミラ「流石ダーリン・・・」

アミラはビクンビクンと痙攣した。
どうやら変な性癖を目覚めさせてしまったようだ。

アミラ「それでは、私は潮風の中に去るわ」

そう言ってアミラはビクンビクンと痙攣しながら、地面を這って消えてしまった。

アリス「ルカ・・・責任を持てよ」

ルカ「嫌だよ」

僕たちはそう言いながら洞窟探検へと向かった。


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