過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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104: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/04/13(月) 12:28:13.71 ID:ueeYAoj10
ルカ「ん・・・僕は・・・寝ていたのか」
ルカ「そうだ!眠らされてそれから――――」

7尾「・・・・・・」

目の前には大きな狐が座っている。これは7尾の封印された姿?
これは一体・・・?

アリス「ルカ・・・貴様そんな力まで持っていたのか」
アリス「とはいえ眠っていたから覚えてはいないか」

ルカ「アリス・・・いったい何が・・・?」

アリス「眠っているときの方が強いとは・・・末恐ろしい奴め」

アリスの話によれば僕は眠ったまま7尾を倒したらしい。
でも・・・向こうの世界で、僕は眠ったまま戦闘をしたことなんてない。
ましてや4人1組でパーティを組んでいたのだ。仲間が知らないはずはない。

ルカ「と、ともかく・・・先に進もう!」

そう言った途端、宝物庫の扉が開き―――
そして、1人の少女が姿を現した。

ルカ(一件幼く見えるけど――――!)
その尾の数は9本。7尾より遥かに格上だ。

ルカ「あ、あいつは――――」

アリス「奴こそが、魔王軍四天王の1人、たまも。グランベリアと同じく、最上位魔族だ」

ルカ「なんだって――――!」

たまも「すまんのう、お主たち。ウチがさきさき進んでしまったばっかりに―――」

たまもは、狐の頭を撫で――――

たまも「少しばかり、ウチの魔力を分け与えてやろう」

ルカ(―――――――!)

僕は再び大きな衝撃を受けた。
同じなのだ。向こうの世界で「海神の鈴」を取りに行ったときと、たまもの言動が全く一緒なのだ!

ルカ(確かこの後向こうの世界では―――!)

アリスフィーズ17世が

アリスフィーズ17世「このたまもは、別の並行世界のコピー。平行世界での行動を、忠実になぞっているに過ぎない」

と言っていた!

ルカ(つまり・・・僕の考えに間違いが無ければ・・・あのたまもは、この世界のたまもを持ってきた?!)

僕は内心パニックになる。
じっくりと考える時間が欲しいけど――――

たまも「かわいいのうー♪ ウチの情夫にしてやってもいいぞ♪」

ルカ「・・・・・・」

余りの唐突な事態に頭の回転が追い付かない。
僕はぽかんとしてしまう。


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