過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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◆ldFfAbiRv2
[saga]
2015/04/13(月) 12:29:07.12 ID:ueeYAoj10
たまも「ふふっ・・・うい奴よのう。寝床の上で、存分に可愛がってやりたいのう」
視線を下におろすと――――
たまもはその手に鈴のようなものをぶら下げていた。
いかにも古そうな鈴だ。僕はその鈴に見覚えがある。
ルカ「「海神の鈴」―――」
たまも「如何にも。これが「海神の鈴」じゃ」
たまも「セントラル大陸に渡られるのは面倒らしいから、もらっていくぞ」
たまも「正直、ウチはどうでもいいのじゃが・・・アルマエルマがうるさくてのぅ」
ルカ「アルマエルマ・・・確か四天王の一人・・・」
アリス「そして風を起こして航路を封鎖している張本人だ」
たまも「そういうわけで・・・・・・この鈴が欲しければ、どうするか分かっていような?」
ルカ(倒して奪えってことだろう?)
僕はそう言いたかったが、今の時点では実力差がありすぎる。
アリス「賢明な判断だな。少なくとも今の時点ではかなう相手ではない」
僕は渋い顔をする。
そんな様子を見て、たまもはにっぱりと笑う。
たまも「およおよ・・・魔王様は、その人間が随分とお気に入りのようじゃの」
たまもがアリスの事を「魔王様」と言ったけど、とっくに知っていることなので驚きもしなかった。
たまも「・・・・・・その様子だと既に知っておるようじゃの」
たまも「ともかく、「海神の鈴」はウチが頂いていくぞ・・・・・・ん?」
たまもの背後で、妖狐がくいくいとたまもの袖を引っ張る。
あの妖狐は確か・・・蜘蛛娘に食べられそうなところを、僕が救った狐だった。
たまも「なんじゃ・・・?ふむ、ふむふむ・・・」
たまも「・・・・・・そうか。あのルカに命を救ってもらったのか」
たまも「それでは狐族の長として、礼をせねばならんのう」
たまもはちょこちょこと僕の前に立ち、にっぱりと笑う。
たまも「礼として、何が欲しいかのう?」
ルカ「「海神の鈴」をください」
僕は間髪入れずにそう答える。
たまも「なんと、そう来たか・・・」
そうは言いつつ、予想通りといった顔だ。
たまも「しゃあないのう、ほれ」
そして、あっさりと「海神の鈴」を渡してきたのである。
「海神の鈴」を手に入れた!
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