過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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◆ldFfAbiRv2
[saga]
2015/05/10(日) 21:08:50.17 ID:OvM65S4N0
そしてサン・イリア城の城下町。
アリス「・・・えげつないな。本の魔物相手に炎で脅迫か―――」
ルカ「アリス、今夜ごはん抜きね」
アリス「ごめんなさい。それだけは許してください」
65537ページは「魔王様の命により〜」と言っていた。
つまりは、アリスが本を取らせまいと妨害してきたのと同じだ。
実力的には魔王はまだ倒せないけど、胃袋は掴んでいる。
アリスへの脅迫など、いくらでもしようがある。
ルカ「まぁいいよ・・・僕が来る前のことだろうし」
僕がそういうと、アリスは心底安堵したようにため息をついた。
僕は近くにあったベンチに腰を下ろすと、『4精霊信仰とその源流』を読み始めた。
内容は向こうの世界と全く同じ。精霊の居場所も変わっていないようだ。
ルカ「よし!まずはシルフに会いに行こう―――」
僕がベンチから立ち上がり、そう言ったその時だった。
???「ここで会ったが100年目。恋してダーリン、この愛百年・・・・・・」
ルカ「お、お前は・・・」
残念なラミアが現れた!
アミラ「私はアミラ、残念な―――」
ルカ「あぁ。そうだ。思い出した。確か北の方にお化け屋敷があったんだっけ」
ルカ「そこに行かなきゃ―――」
僕はアミラを無視して、内心次の目的地を決める。
アミラはビクンビクンしながら、子供達に懐かれていた。
ふと目をやると、掲示鳩が掲示板に新しい依頼を張って行った。
ルカ「これは――――」
それはメイアさんの依頼だった。
僕は記憶を探る。確かメイアさんが操られた理由は・・・
南海の女王に、婚姻届を出すためだった気が―――
ルカ「ナタリアポートでメイアさんの依頼を受けよう」
アリス「向こうで何かあったのか?」
ルカ「あったけど・・・ナタリアポートの様子が向こうとは違うから、確認も兼ねてだね」
アリス「思うところがあるのなら仕方ないか」
アリスも納得してくれたようだ。
ルカ「メイアさんの依頼が終わったら、北のお化け屋敷に行くから、アリスは聖水でも買って来たら?」
ルカ「僕はその間に剣を鍛えてもらうよ」
アリス「何故余に勧める?!」
ルカ「一応・・・気休め程度にはなるから、ね」
ルカ「洞窟で財宝をたくさん持って行ったから、お金には余裕があるよ?」
アリスの顔面が蒼白になった。
僕は無言で聖水を買うにしては、あまりにも多過ぎるお金を渡す。
アリスは一目散に道具屋へと走って行った。
ルカ「さて・・・」
僕は鍛冶屋へと向かい、剣をさらに鍛えてもらった。
これによって、カスタムソードに更に聖属性が付いた!
僕が鍛冶屋から帰ってくると、アリスは一抱え以上も聖水を買ってきていた。
恐らく店の在庫全部を買い占めたのだろう。
お金にはまだまだ相当の余裕があるけど、バックの余裕は無くなってしまった。
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