過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
1- 20
161: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/12(火) 21:05:47.33 ID:/PvY6rRg0

アリス「ひゃああああぁぁぁぁぁ・・・」

アリス「ひいいいいいいぃぃぃぃ・・・」

アリス「うぅ・・・」

僕は向かってくるゴースト・アンデット系のモンスターを、不死斬で千切っては投げ、千切っては投げた。

アリスはそのたびに悲鳴を上げ歩いていた。

ルカ(アンデット・ゴースト系の魔物もいるのに、大丈夫なのか・・・?)

僕はアリスの魔王としての統治能力に僅かな疑問を抱いた。

その後もゾンビ娘を倒し歩いていると―――
いつの間にかアリスを見失っていた。

ルカ(仕方がない。先にアリスを探そう―――)

そう考えていると――――

クロム「あ〜!儂の実験体達が〜!!」

背後からクロムの声が聞こえた。

ルカ「お前は――――」

クロム「わわわっ・・・!」

僕を見るなり、クロムは脱兎のごとく逃げ出してしまった。
僕は部屋から飛び出し、階段を駆け下り、再び広間の前に立つと―――

クロムが、フレデリカを従えて待ち構えていた。

クロム「なんなのだ、お前は。なぜ、儂の研究所で暴れておるのじゃ?」

ルカ「ん〜・・・囚われた人々を助ける為かな」

クロム「ほう。殊勝な事じゃが・・・この館に生存者はおらんぞ。あるのは死体だけじゃ」

ルカ「・・・・・・は?」

クロム「じゃから、ここにあるのは死体だけじゃ」

僕は黙ってエンジェルハイロウと、カスタムソードを握った。

向こうの世界で生きていた人が、クロムによって殺されているなんて―――
僕に怒りの火が付いた。

クロム「儂の名を教えておこう。儂の名はクロム。偉大なる―――」

ルカ「ネクロマンサーなんだろ。能書きはいいから早くしろ」

クロム「ほう・・・威勢がいいな。お主も儂の実験台にしてやる。やってしまえ、フレデリカ!」

フレデリカ「了解しました・・・ご主人様・・・」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
221Res/233.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice