過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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◆ldFfAbiRv2
[saga]
2015/05/13(水) 21:47:36.93 ID:H7p+PGcW0
ルカ「間違ってたかな・・・?本来はこれに加えて敵陣を一掃する竜巻を起こせるんだけど・・・」
僕は少しだけ不安になってアリスに尋ねた。
アリス「まさかそこまで使いこなせているとは・・・想像の範囲の外だった」
アリス「多彩な剣技、白・黒・時魔法を使い、精霊の扱いも上出来・・・」
アリス「更に並行世界での体験で冒険もスムーズ。聡明だから下手に手を出さなくてもいい」
アリス「挙句旅用のスキルも完全に備わっていると来た。もう余は魔王城で待ち構えているだけでいいのでは・・・」
アリスがそう茫然としている時だった。木陰がざわざわとざわめいた。
また魔物の襲撃―――ではないようだ。敵意も悪意も感じない。
フェアリーA「あのこわいの、やっつけてくれたの?」
茂みからおずおずと顔を出したのは一体の妖精だった。
いや・・・一体だけではないようだ。
フェアリーB「あのお花のおばけ、とってもこわいんだよ。みつかったら、たべられちゃうの・・・」
フェアリーC「でも、もうやっつけちゃったんだね!」
大勢のフェアリーが、木陰や草陰からわさわさと集まってきたのだ。
みんな、あのモンスターを恐れて隠れていたのだろう。
フェアリーA「ありがとう、おにいちゃん!」
フェアリーB「こわそうなおねえちゃんも、ありがとう!」
アリス「こ、こわそう・・・?」
僕は爆笑をこらえようと必死だった。
向こうでは今のアリスと比べれば、見た目も言動も幼児化している為、甘やかさはするが、怖そうとは言われなかったのだ。
そうこうしている内にフェアリー達はサン・イリア城へ向かって飛び立ってしまった。
あの怪物のせいで今まで窮屈だった分、開放的になったのだろう。
ルカ「少し心配だから様子を見に行こうか・・・」
こうして僕たちは、サン・イリア城に向かったのだった。
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