過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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◆ldFfAbiRv2
[saga]
2015/05/14(木) 23:17:16.42 ID:Exoy4KHp0
魔物にさらわれた。さらった犯人で思いつくのは――――
リリス3姉妹。この世界にもいたのか!
相手は強大。今の僕の全身全霊を賭しても勝率は絶望的だろう。
だがサラを救うだけなら―――どうにかなるかもしれない。
僕は彼女たちと対峙しながら、どうやってサラを救出するかの算段を立て始めた。
ルカ「詳しい話をお伺いします」
その為にもより詳しい情報は必須。僕は詳しい話を伺った。
サバサ王「あれは2日前の深夜の事。突然に、娘の部屋から窓の割れる音が響いたのだ」
サバサ王「慌てて衛兵と共に駆けつけると―――部屋はもぬけのからで、娘の姿はない」
サバサ王「そして・・・一枚の手紙が、部屋に落ちていたのだ」
ルカ「手紙・・・?」
サバサ王「それは、娘をさらった魔物の残したものだった」
サバサ王「血も凍るような筆跡で「ピラミッド」とのみ書かれていたのだ・・・」
あの3姉妹がそんな面倒な真似をするだろうか・・・?
僕は疑問に思いつつも、サラはピラミッドの主、スフィンクスの血を継いでいる。
それを覚醒させようとしているのなら一刻も早く止めなければならない。
サバサ王「姫が誘拐されるなど、国の一大事」
サバサ王「民の動揺を避ける為にも、今は事を公にできん」
サバサ王「そういうわけで、姫を救い出せる強者を極秘裏に探し求めているのだ」
ルカ「なるほど・・・」
サバサ王「これまで、冒険者を何人か面談したが・・・勇者を名乗る連中は、恰好ばかりで全く腕が伴わん」
サバサ王「お主はまだ若いが、歴戦の猛者にも勝る力を持っているのは明らか」
サバサ王「どうか、王女を救い出してくれんだろうか・・・?」
ルカ「分かりました。可及的速やかに向かいます」
ピラミッドに連れ去られたとなれば、タイムリミットは長くない。
覚醒させられたらそれでアウトだ。自分の知っていたサバサになってしまう。
それだけは避けなければ!
サバサ王「おお、行ってくれるか!もし王女を―――」
ルカ「事は一刻を争います。申し訳ありませんがすぐに向かわせて頂きます」
サバサ王「この国の王として、そして父親として頼み申し上げる!」
ルカ「承りました」
そういうと僕は頭を下げるサバサ王に背を向け、クイックを詠唱すると速やかに城内を駆け抜けた。
サバサ王「・・・妙にあの少年事情を知っていそうな感じだな」
サバサ王「それに去り際に時魔法の詠唱が聞こえたような・・・」
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