過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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◆ldFfAbiRv2
[saga]
2015/05/14(木) 23:21:51.78 ID:Exoy4KHp0
サバサ王「勇者ルカ殿、よくぞ姫を救ってくれた」
サバサ王「この国の王として、礼を言おう」
サバサ王「お主こそ、真の勇者よ!」
結局、姫が誘拐されたという誤解は晴らさないことになった。
サラにとっても、そのほうが面倒は無いのだろう。
サバサ王「そして、1人の親としても礼を言わせてもらおう」
サバサ王「ルカ君、ありがとう・・・!君のおかげで、我が娘は救われたのだ・・・!」
ルカ「あ、いえいえ・・・」
表情では繕っているが、実際は疲労困憊だ。
ピラミッドに向かうまでの無補給クイック移動
ピラミッド内での連戦に次ぐ連戦―――
飢えも喉の渇きも限界に達しようとしていた。
そして――――
ルカ「・・・っ」
遂に眩暈がして膝をつく。
恐らく日射病と軽度の熱射病、それに軽い脱水症状だろう。
サバサ王「まさか・・・依頼した直後から向かっていたのか?」
サバサ王「いや・・・帰還の早さを考えるとそうに違いないな」
サバサ王「疲労した勇者をもてなすとしよう!準備は出来ておる!」
サバサ王「どうか、好きなだけ召し上がられるといい」
こうして、宴が始まったのであった。
料理の方は十分に美味しく、僕の料理レシピがさらに増えた。
サバサ王「ところでルカ君、サバサの次期副国王になってみる気はないかね」
サバサの副国王つまり―――
サラとの縁談だ。
ルカ「お心は嬉しいのですが・・・僕には成さねばならない使命がありますので」
サバサ王「君が重い宿命を背負っているのは分かる。だが―――」
まずい。このままだと縁談が本格的に進んでしまう。
ルカ「あれ・・・?そう言えば、サラ王女はどこです?」
僕は思い切って話題を変えてみることにした。
当の本人が宴だというのに姿を見せていない。
城を抜け出した可能性があるし、リリス3姉妹を警戒しておく必要性もまだある。
サバサ王「サラなら、少し準備が手間取っておるようだ」
サバサ王「ルカ殿、せっかくなので勇者の手でここにエスコートしてくれんだろうか」
ルカ「分かりました・・・行ってきます」
これ以上縁談を進められるのも厄介だ。
無理やり話を切ったのに、妙にすんなり行くことに疑問を持ちながらも宴の席を中座し、沙羅の部屋へと向かったのだ。
しかし、それはサバサ王の巧妙な罠だった!
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