過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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188: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/14(木) 23:22:46.34 ID:Exoy4KHp0
僕は妙に重い扉を開けて、サラの部屋に入る。

ルカ「サラ、準備はまだかい?宴は始まってるんだけど・・・」

サラ「はぁ?準備なんてとっくに終わってて、お父様に呼ばれるまで部屋に居ろって言われたんだけど・・・」

ルカ(しまった!)

一瞬で齟齬に気づき、部屋を出ようとドアノブに手をかけた瞬間だった。

サバサ王「ぬぅぅ・・・ふんっ!」

扉の向こうで、めきゃりと何かが潰れる音がした!

ルカ(やられた!ドアノブを握りつぶしたな!)

サバサ王「これは失敬・・・私としたことが、うっかりドアノブを握りつぶしてしまった」

うっかりじゃねーだろ。あからさまに恣意的だっただろ。
僕は言葉を飲み込んだ。

サバサ王「この壊れようでは、修理するまでドアは開くまい」
サバサ王「すぐに職人を連れてくるから、一時間ほど中で待っていてくれ」

サラ「お父様!?何のつもりです・・・!?」

サラの声を無視して、サバサ王は去ってしまった。
サラと2人きりで、この部屋に閉じ込められてしまった!

ルカ(まずい!サバサ王は全て計算済みだ!)

サバサ王からしてみればここで過ちが起きてくれた方が都合がいいのだ。

ルカ(まずい・・・まずいぞ!)

僕は脱出方法を模索した。

ルカ(テレポートで脱出しようにもここはサバサ城・・・効果があるかは微妙だ)
ルカ(かといってワープで移動して、もう1回唱えて戻ってくるか?)
ルカ(ダメだ・・・それこそ誘拐じゃないか。なら・・・)

ルカ「仕方ない・・・ちょっと乱暴だけど無理やりこじ開けるか」


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