過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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191: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/14(木) 23:25:24.48 ID:Exoy4KHp0
サバサ王「もうここを発つのか、名残惜しいことよ・・・」

ルカ「旅の目的の為に、色々情報を集めねばなりませんし・・・」

サバサ王「情報・・・そういえばこの城の牢に情報屋とやらが捕らえられていると報告があったな」
サバサ王「そちらへ向かってみるといい」

サバサ王「また近くに来た際は、この城に立ち寄ってくれ」
サバサ王「では、お主の冒険に幸運のあらんことを」

サバサ王「その剣が、これからも多くの人を救うことを期待している」

ルカ「ありがとうございます。では・・・!」

僕たちは謁見の間を後にし、兵士に案内され、地下牢を訪れた。そこには―――

残念なラミアが現れた!

アミラ「あら、ダーリン―――」

ルカ「ノームの居場所も変わっていなさそうだね。北にあるサファル遺跡に向かおうか」

アミラ「流石ダーリン・・・でもまだ情報は―――」

ルカ「姫様の誘拐なら僕が解決したよ」

アミラ「・・・っ!流石、流石ダーリン・・・!」

ルカ「よし。もう少しサバサ内を散策して目的地へ向かおうか」

ビクンビクンと痙攣するアミラを見て、ドン引きする兵士を背に僕たちはサバサへと戻った。

僕はサバサにて剣を鍛えてもらい、ようやく慣れ親しんだホーリーカスタム改を手に入れた。

アリス「ルカよ。このままサファル遺跡へと向かうのか?」

ルカ「ううん。もう1箇所だけ見ておきたい村があるんだ・・・」

アリス「料理が旨ければ許す」

ルカ「残念だけど・・・料理は期待できないよ。それどころか・・・血生臭い事になると思う」
ルカ「でも、そこには行かなきゃいけないんだ。料理は僕が頑張るから免じてほしい」

アリス「むぅ・・・仕方ないな」

アリスをどうにか納得させることができた。
対アリス関連で最も役立ってる技能は料理技能だと確信してる。

向かう場所は魔女狩りの村―――
向こうでは2派に分かれて戦争のような事をしていた場所だ。
ただ排斥思考が強いから、少しだけ情報を集めたい。

そう思いサバサを回りながら情報収集をしていた。すると―――

神父「「魔女狩りの村」ですね。知っています。そこでは女領主が住民や旅人を捕らえて拷問、処刑を繰り返しているのです」

神父「「魔女」とは、女だけを指しません。老若男女を問わず、疑われた者は容赦なく連行されるのだとか・・・」

僕は思い切り顔をしかめた。
これじゃぁ向こうよりも情勢が悪いじゃないか。
向こうでは間違ってはいたけれど、同じ境遇の人間を救おうとしていたのに―――

ルカ「急いで向かわなきゃ・・・」

僕は神父にお礼を言うと、アリスを納得させるだけの食糧を買い込んで、魔女狩りの村へと向かった。



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