過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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◆ldFfAbiRv2
[saga]
2015/03/27(金) 21:32:46.04 ID:LwxqU5TV0
ルカ(どうするもこうするも・・・ないよな)
僕は魔改造される前の剣を手に取ると、外へと飛び出した!
大混乱の村の中を人の流れに逆らう様に、僕は村への入り口へと駈け出して行った。
そんな僕を見とがめ、隣家のおばさんが声を張り上げる。
ベティおばさん「おやめよ、ルカ!ここは―――」
ルカ「大丈夫だよ、ベティおばさん!僕は勇者だから!」
ベティおばさんのこえを遮るように僕はそういう。
ベティおばさん「――――頑張ってきな」
ベティおばさんは何かを言おうとして飲み込むと、僕にそう言った。
僕は村の通りを抜け、村を飛び出し、森の一本道を駆け抜ける。
ルカ(あそこだ!)
今ではもう慣れた感じで僕はスライム娘を見つける。
スライム娘が現れた!
スライム娘「あはは、美味しそうな男の子〜♪」
僕を前にくすくすと笑うスライム娘。でも構っている暇はない!
ルカ「煌めけ、勇気の刃! 魔剣―――」
そこまで出て次の言葉が出てこない。
それどころか体まで動かないのだ。
ルカ(あれ・・・僕は一体何の技を・・・。迷っている暇はない!)
ルカ「やあっ!」
ルカの攻撃!
スライム娘は280のダメージを与えた!
スライム娘「うにゅ〜・・・・・」
スライム娘をやっつけた!
ルカ(よし。殺してはいないな!)
スライム娘は気を失って倒れている。
ルカ(どうやら攻撃力は変わってない・・・)
ルカ(ならどうしてあの剣技が出せなかったんだろう)
ドゴォォン!
ルカ「わわっ・・・・・・なんだ!?」
不意に、凄まじい衝撃と轟音が辺りに響いた。
この付近で、まるで何かが爆発したかのようだ。
ルカ「かなり近いぞ・・・・・・何があったんだ?」
僕は音の方向に駈け出していた。
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