過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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54: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/03/30(月) 22:51:07.66 ID:AHL7EkK60
グランベリア「その傷・・・浅くは無いはずだ。全身に凄まじい激痛が走るはず。それでもなお折れぬか」

ルカ「当たり前だ!傷が深くても!体が痛くても!僕はお前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!」

僕はそう吠えると、裏練気によって作り出された最後の力をどの技で使うかを選ぶ。
僕が覚悟を決め、構えに入ろうとしたとの時―――

グランベリア「やめだ」

ルカ「な・・・!」

グランベリアは剣を地面に付き刺し、戦闘態勢を解いた。

グランベリア「あまりに貧弱な武装、あまりに脆弱な装甲。技術や闘志、覚悟は一流だがそれが霞んでしまっている」
グランベリア「技術に武器が追い付いていない状態。それを武器に物を言わせ叩き潰す。これでは道に反する」
グランベリア「名を名乗れ。少年」

ルカ「・・・・・・ルカ」

グランベリア「ルカ・・・か。確かにその名、覚えたぞ。次に会う時は・・・万全の状態で闘いたいものだな」

グランベリアはそう告げると立ち去ってしまった。


グランベリアを追い払った!



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