過去ログ - 比叡「カレーができました!」橘さん「これ食ってもいいかな?」
1- 20
23: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/28(土) 19:33:18.35 ID:0V7/XCQ00



「ゴタグヲビウバ・・・、ドドメドゥア・・・!!」

砲撃音と共に、私達の前に巨大な弾が放たれた。

だけど、咄嗟にカリスがカードを引き抜き弓矢のカードリーダーに読み込ませ、、

『Reflect』

光の壁が黒い戦士達を包んだ。その壁に衝突した砲弾は弾き返され、海魔に降りかかり爆発した。

「ゾンナァ・・・ゾンナァ・・・ナズェダァ・・・! ナズェダァ・・・! ナズェダァ・・・!!!」

戦艦棲鬼の砲塔に被弾し、痛みに苦しみ出す。

「ハートのカテゴリー7は、あらゆる攻撃を弾き返すバリアを形成する。お前のその攻撃にはうってつけだったわけだ」

ついで黒い戦士は、ラクダの描かれたカードを取り出し、読み込ませる。

『Recover』

緑色の血が流れていた黒い戦士の傷が癒え、たちまち回復してゆく。

「橘、お前もこれを使え」
黒い戦士が橘さんにカードを投げ渡す。彼に倣って、橘さんもカードを読み込ませる。

その鎧の傷が一瞬で回復し、仮面ももとに戻った。

何これ、魔法みたい・・・!

「ナラオマエカラダ、センカンメ・・・!」

「比叡ちゃん!」

戦艦棲鬼が猛スピードで迫る。

海とは違って、艤装を装備していては陸上で素早く動けない。ダメージもあれば尚更だった。
まずい。流石に避けきれない。

「しまった・・・!」と橘さん。

私はあっという間に、棲鬼の持つ巨大な腕に捕縛されてしまった。

「くっ・・・!」
痛い。怪力で体を縛られ、骨にまで苦痛が届く。ギシギシ骨が軋む音が頭にまで届いてきた。

(ごめんなさい、お姉さま・・・。帰れないかも・・・)

そんなネガティブな想いが頭に浮かんだ瞬間だった。

「バーニング、ラァァァブ!!」

砲撃が放たれ、海魔の腕を大きく抉りとった。

「ウェァァァァ・・・・!! ンナズェダ・・・!!」


まさか・・・!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
49Res/35.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice