過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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117:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:12:50.56 ID:IwlMUGAtO

長門がポットから急須にお湯をコポコポと注ぐ傍ら、俺と朝比奈さんは机に向かって座す。

俺が小説を書いてこの部屋に呼ばれた日は、長門的には二日連続で俺にお茶を出していたことになるのか。

一息ついてから、俺は長門から見て翌日に起こることを伝えた。

「あなたは確かに特異的な情報を保有している。でもそれを私が閲覧することは出来ない」

何だって? そんなはずは無いんだが。

「しかしそれ故に、その情報が思念体によって検知されることなくここに存在していると考えられる。

 あなたの話から考えると、今この私の力が封印されていないことがそれを証明している」

淡々と言う長門の顔を眺めながら、俺はあることを思い出した。

「そう言えば朝倉が何か呪文みたいなものを呟いていた気がするな」

「おそらくその時に彼女があなたの情報に何らかのフィルターをかけた」

クソ、またあいつのせいか。いや、だがあいつのおかげで思念体にバレずに済んでるってことか?

「あいつは何の為にそんなことをしたんだ?」




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