過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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125:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:26:05.76 ID:IwlMUGAtO

「なんで? なんで謝るの?」

「出来ないんだ。俺は――」

「ねえ、なんで!? なんでよ!?」

「お前、なんかおかしいぞ。ちょっと落ち着いて話を――」

「嫌! やめて!」

「ハルヒ!!」

思わず大声を出してしまった。今にも泣きだしそうな子どものようにハルヒは顔を歪めている。

「キョンだけは、何があってもあたしの味方なの。それなのにどうして怒鳴るの?」

「い、いや。すまん」

「あんた、誰よ! キョンを返して!!」

その瞬間だった。窓の外に青白い光が見えたかと思うと、その光が隣の校舎を破壊し始めた。

神人だ。突如現れた神人が、その拳を振り上げ思いっきり叩きつけていた。

とてつもない轟音が耳をつんざく。マズイ、建物の中に居たらどうしようもねえ。

完全に正気を失い乾いた笑い声を上げるハルヒの腕を掴み、部屋の外に飛び出た。




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