過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
↓ 1- 覧 板 20
71:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:15:54.63 ID:jVBRPo/YO
久しぶりに会ったそんな親友は、理性なんてものを超越した存在として擁立されていた。
俺としちゃそんな常識の埒外でエキセントリックな変態は我らが団長様だけであって欲しいものだが、
佐々木の周囲にいる可笑しな奴らは、そんな俺の願いを簡単には聞き入れてくれないようだった。
古泉の"機関"とは敵対する組織に属する超能力者、橘。
朝比奈さんに無闇矢鱈と反抗しやがるいけ好かない自称未来人、藤原。
長門を散々惑わしやがった、天蓋領域とかいうイカれた奴らがよこした宇宙人、九曜。
それぞれ思惑は違うようだが、奴らの狙いはハルヒの力を佐々木に移すことらしい。
いきなり出てきたと思ったら勝手なことを言いやがって、誰がそんなことさせるか。
理由は言葉で説明出来ないが、そんなことをしたら佐々木が壊れてしまうだろうことは確信している。
それにこちとら去年ハルヒに出会って以来、世界の誰よりも珍妙な経験をしてきたんだ。
世界崩壊の危機だとか世界の消失だとか、改めて考えても訳がわからん。
だがそれもこれも、あのハルヒの最初の自己紹介からひっくるめて今では良い思い出さ。
だから今さらこんなゲテモノ連中に負けるはずがねえ。
182Res/144.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。