過去ログ - 【安価】京太郎「無人島漂流記?」揺杏「猪狩ろうぜ!マジで」その2【R-18 】
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56: ◆2juSd4li6c[saga]
2015/03/30(月) 09:39:34.03 ID:CMm69nNC0
<永水メンバーとの出会い>


衣「むっ…」

京「どうした?衣」

衣「客人のようだ」

京「客人?」


夜まもなく食事も終わりいざ寝ようと思ったときだった。

衣のフィールドに誰かが触れたらしい。

衣は京太郎に声をかけると 客人が来ているらしい場所へと歩いていく…

京太郎と衣が歩いていくと異様な集団が見えた。

無人島において 何故か全員巫女服を着ていた。


衣「…神代か」

京「?」


京太郎にとって今の状況で他の人と合流できるのは、ありがたかった。

人の手が増えるのは歓迎だ、 何より情報がほしかった。

食べ物も水にも限りがある、京太郎を除いて全てが女性だ。

女性を置いて遠くへはいけない、連れて行くのも無理がある。

そんなことがあり 未だにここが無人島なのか 人が住んでいる場所なのかわからないのだ。

衣は同世代と比べて身長も言動なども子供っぽいところがある。

しかしいざという時は、頼りになる存在だ。

衣とて情報の大事さを知っているはずなのに なぜか迷惑そうに < 神代 >という言葉を口にした。


京「何かあるのか?」

衣「……暗雲低迷」

京「…え?」


京太郎の問いかけに 衣は一言ぼそりと呟く。

暗雲低迷(あんうんていめい):今にも危険や破局が起こりそうな不安なさま。

思わず京太郎の足が止まってしまった。

危険?あの集団が?もう一度集団を見た。

暗く顔などはよく見えない。危険といわれ近づくのをやめ 警戒する京太郎の横で衣が手を掲げた。

すると月明かりが少しずつ強くなり集団の顔がはっきりとわかるようになった。

どこかで見たことある人達だった。

思い出そうと一人一人の顔を見ていたとき真ん中にいた集団の中で胸が2番目に大きい女性と目が合った。

おもち!おもちがでかいと! と心の中で喜んでいた京太郎は目が合った瞬間 そんな気持ちが吹っ飛んだ。

全身が凍ったように冷たくなり 動かなくなった。

悪寒 恐怖 絶望 悪意 殺意 様々なものが体を巡る。



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