過去ログ - 草十郎「有珠の手料理を食べてみたいな」有珠「……！」 -SS速報VIP

過去ログ - 草十郎「有珠の手料理を食べてみたいな」有珠「……！」

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1: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 18:52:43.97 ID:1HOQ+/TI0
魔法使いの夜のSSです
完結済みなので今日中に投下を終えたいと思います
バゼットSSの方はすいません、まほよにはまって放置してました
これ書いたら意欲湧いてきたのでちゃんと書きます
勇者SSの方は本当にすいません、いずれ完結させたいと思ってます
ではお楽しみください

　久遠寺邸某日・夕食後居間

　――――――――

草十郎「有珠が当番の日は、いつも出前か出来合いのものばかりだし」

有珠「…………」

青子「何紅茶飲んでやり過ごそうとしてるのよ。事実でしょ。横目で見てもダメよ」

有珠「……今日はずいぶんと静希君の肩を持つのね、青子」

青子「それだけこっちにも不満があるってコト。ちょっとは草十郎を見習いなさい」

草十郎「いや、蒼崎も多少は俺のことを見習ってほしいんだけど」

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2: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 18:53:32.82 ID:1HOQ+/TI0
青子「な、何よ。当番はしっかり守ってるし、それにこの間庭掃除手伝ってあげたでしょ」

草十郎「落ち葉を寄せただけじゃないか。しかも、『焼却炉使うなら、ついでにこれも』とか言って、古雑誌を一抱えも部屋まで取りに来させたぞ」

3: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 18:54:29.92 ID:1HOQ+/TI0
青子「私の部屋にアンプを置くわ。それも、とびきり大きいのをね」

有珠「…………！！」

4: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 18:55:32.14 ID:1HOQ+/TI0

　――――――――

青子「有珠、お風呂上がったわよ、次どうぞ」

5:名無しNIPPER[sage]
2015/03/29(日) 18:55:49.46 ID:v5G1fWAio
あり合わせうどんのすぐ後の時系列かな
期待

6: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 18:56:11.54 ID:1HOQ+/TI0
有珠「プロイの製作に比べたら、ごっこ遊びみたいなものでしょう。軽く練習すれば、どうにでもなるわ」

青子「とか言って、古い料理本にかじりついてるじゃない。よく探してきたわねこんなの」

7: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 18:56:59.28 ID:1HOQ+/TI0
すいません、ちょっと夕飯食べてきます
３０分くらいで戻ります
後１と本文分けるの忘れてました、見辛くてすいません

8: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 19:45:54.61 ID:1HOQ+/TI0
再開します

9: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 19:46:38.90 ID:1HOQ+/TI0
翌日・中華飯店『まっどべあ』

　――――――――――

10: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 19:58:20.30 ID:1HOQ+/TI0
草十郎「よく分からないけど、有珠の持ち物を褒める分には喜ぶのに、自分を褒められるのはあまり好きじゃないみたいなんだ。どうしてなんだろうな」

木乃美「そりゃ決まってらあ、褒められ慣れてるからだろ。モノのセンスを褒めるより、本人の容姿を褒める方が楽だからな。何せ外れがないし」

11: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 19:59:28.48 ID:1HOQ+/TI0
　フロア

　――――――――

12: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:00:21.80 ID:1HOQ+/TI0
　――――――

草十郎「はい。具材がちょっと違うけど、多分こんな感じだったはず」

13: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:01:00.43 ID:1HOQ+/TI0
　同日・某スーパー

　――――――――

14: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:02:09.10 ID:1HOQ+/TI0
青子「『何でこんなところに』って顔してるわね。たまたまよ。夜食にラーメンでも食べようと思って寄ってみただけ」

有珠「青子の力は必要ないわ。シチューなら、具材を炒めてルーを一緒に煮込むだけだから、私でも出来るはずよ」

15: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:03:32.43 ID:1HOQ+/TI0
ロビン「そ、そうでしたか……失礼したッス……」

青子「ま、手先は器用だし、手際もいいし、それこそプロイ製作に比べたらなんてことないはずよ」

16: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:08:44.66 ID:1HOQ+/TI0
青子「失敗したくないんでしょ？　有珠のそういう見栄っ張りなとこ、私結構好きよ」

有珠「……そう。私は、あまり好きではないわ」

17: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:09:31.72 ID:1HOQ+/TI0
有珠「私が初めて静希君の料理を食べたとき、どんな気持ちだったのかを思い出したかったから」

青子「……どんな気持ちだったの？」

18: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:13:10.55 ID:1HOQ+/TI0
久遠寺邸・夕食前

　――――――――

19: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:14:20.97 ID:1HOQ+/TI0
有珠「勘違い？」

青子「勘違い。有珠が今怖がってるのは、料理下手がバレて草十郎にがっかりされることでしょ？　じゃあ、どうして私にバレるのはよかったの？」

20: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:14:48.07 ID:1HOQ+/TI0
久遠寺邸・廊下

　――――――――

21: ◆bU0CD2Homw[saga]
2015/03/29(日) 20:15:47.62 ID:1HOQ+/TI0

青子「草十郎！　アンタ、居るならさっさと出てきなさいよ！　こっちはお腹ペコペコなんだからね！」

有珠「い、いつから……」

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