過去ログ - 絢瀬亜里沙「・・・犯人はあなたですよね?」 ver2.0
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34:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 23:54:39.41 ID:KVTDZ7KR0
書庫

真姫母「・・・コホッコホッ!少し埃っぽいわね。」

書個室の本棚には、学校の本棚に置いてありそうな本が沢山つまれていた。

真姫「ネットが使えれば早かったんだけど・・・。」

この屋敷にはPCはあるが、ネットには繋がってはいない。

スマホでネットはできるが磁場と天気の影響で電波が途切れているので、読み込むのに時間がかかる。

だったら本で調べたほうが早い・・・。

真姫は内側から鍵を閉めて本棚を眺めた。

心臓がバクバクと飛び跳ねている。

だが同時に高揚感も生まれつつあった。

真姫「これなら載っているかしら・・・?」

真姫はある本を本棚から下すと、それを机に置いて広げ、見る。

・・・
・・・
  ・・・
真姫「やっぱりこれが・・・『火払いの印』!!!じゃ『志す』は・・・っ」

真姫は急いで違う本をパラパラめくる。それはある地域の歴史書だった。

真姫「海未達が言っていたわ!単語と単語をくっつけるって!!あっあぁっ・・・!これが・・・『火払いの印を志す王』!!!!」

なるほど、そういう意味か・・・。

でもこれだけわかっても次・・・川が解らない・・・川・・・川・・・。

真姫「にこちゃんが言っていたわ!・・・船が旅をするって・・・下る・・・上がる・・・あっ・・・。」

あった!!!

真姫「国・・・あった!村も!これも!これも!!これなんだ!!!」

真姫の頭の中でピースが組みあがっていく。

黄金の扉を開けるためのピースが。

真姫「鍵も解った!欠片も分かった!!これをこうして・・・できた・・・五文字!!」

でもこれが本当に答え・・・?

でてきた文字は何の脈絡もない文字・・・。

ここからどう発展させれば・・・?

そもそもこれを使ってどこに行き、何をすれば・・・。

真姫「くそっ!」

思わず悪態をついてしまう。

埃っぽい部屋にいたせいで髪はボサボサでとてもファンには見せられない。

真姫「ああああああ!!後少しなのよ!これがなんだっていうのよ!それともどっか間違っていたの!?」



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