過去ログ - 綺羅ツバサ「本当の犯人は・・・誰なの!?」
1- 20
126:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 02:28:44.61 ID:FV/EMCk60
その人物が要求してきた場所は、本島の港から車で20分程向かった先にあった。

人並みからは外れていて、周りは海と山しかない・・・。

ツバサ達が待ち合わせた場所に向かうと、初老くらいだろうか、白髪の男が立っていた。

ツバサ「・・・あなたは?」

使用人「・・・綺羅ツバサ様、優木あんじゅ様ですね?
お初にお目にかかります。私、使用人をしております、源次と申します。
お館様の命を受けまして、あなた方をお屋敷へお連れする様にと・・・。」

ツバサ「案内人って訳ね・・・。」

あんじゅ「どうする・・・?ツバサ。」

ツバサ「ここまで来て、引き下がる訳にはいかないわよ。
・・・お願いします。」

使用人「・・・畏まりました。お屋敷はすぐ近くです。
どうぞ、こちらへ・・・。」

源次と名乗った使用人を先頭に、ツバサ達は歩いていく。

ツバサ「お館様とやらは、今も元気にしているの?」

使用人「・・・あまりよろしくはございません。
お館様は、事故が原因で腎臓を患っています。
今朝も体調はあまり芳しくは無いご様子で・・・。」

あんじゅ「それなのに、突然会いに行っても大丈夫なの?
こっちとしては、日を改めてもいいのだけれど。」

使用人「碑文を解き、文書の事を知っておられるのならば、
そうも言ってられないとお館様は仰っていました。
・・・ましてや、それが若い頃のご友人ともあれば、尚更の事でございます。」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
142Res/147.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice