過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」憧「気が付いたら、目が合って」
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727: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2015/10/14(水) 21:36:44.33 ID:ODcMil9vO
さてどうしたものか、と腕を組んだのは黒髪の女。

強固なロックは女の細腕では破れず。

かといって無理矢理こじ開けるような工具もない。


「京くん……」


内側からロックが掛かっている以上、彼はここにいる。

インターホンを鳴らしても携帯にかけても出られない、ということは。


「……」



――彼は今日、風邪で大学も休んでる筈だから。



本当に、ストーカー女の言葉が正しいのなら。

扉を打ち破ってでも、彼の元へ行かなければならない。

恋人が苦しんでいるのなら、手を差し伸べなければならない。



愛に勝る法律など、女の脳内には存在しないのだから。


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