過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」憧「気が付いたら、目が合って」
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851: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2016/02/08(月) 22:32:12.16 ID:1KfP9CuA0
「ん、ごほん」


わざとらしく、咳払いを一つ。

流石に第三者の存在に気付けば、この二人とて――。


「キョータロ……」

「……ネリー」


――まるで、効果がない。

というより、互いに夢中過ぎてアレクサンドラの存在に気付いてすらいなかった。

文字通り眼中にないようだ。


「……お手上げ、というのかなコレは」


脳内は砂糖漬け。視界はハチミツ塗れ。

スイーツに染まった思考回路。

想い人が目の前にいれば、そこが何処であろうと二人の世界を作り上げてしまう。


二人よりは長く人生経験を積んでいるアレクサンドラだが、その感覚はまるで理解できなかった。


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