過去ログ - 【アイマス×プロ野球】シーズンをアイドルと戦う【最初だけ安価】
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112: ◆9X7BgkZFsA
2015/04/04(土) 19:40:14.81 ID:oczCunkK0
ファイターズ 4−2 バファローズ

大阪のライブ会場、舞台袖

冬馬「お、おい北斗、本当に大丈夫なのかよ…!リハでもやってねーし、過去にもこんなことやってねーのに…!」

北斗「止めないでくれ…一応、家ではやったことがある。今はただ、思いを腕に、そして指先に込めて、思い切り弾きたいんだ」

翔太(ここのスタッフさん有能過ぎるよ…なんで、北斗くんが「自分の番、ピアノで弾き語りをしたい」って言ってからものの十数分でピアノ用意してくるのさ…)

北斗「たしかに、かつてプロピアニストになる夢を断たれた、俺のこの腕では、日本中に響き渡らせるような演奏など不可能だろう…でもせめて…せめてこの、大阪には響き渡らせたいんだ。何かが…何かが変わると信じて」

翔太「北斗くん…『結晶〜Crystal Dust〜』は難しい曲なのに…演奏しながら、歌まで出来るの…?」

北斗「…やってみせるさ。精一杯、俺の全力でね」

冬馬(北斗…京セラでバファローズの逆転負けを見届けた時、何か熱いものを瞳に秘めてると思ったけどよ…北斗らしくもねえ…こんな無茶するなんて…!でも…リーダーとして、止めるべきかもしれねえ場面でも…俺は、男として、今こいつの思いを止められねえ…!)

冬馬「…分かった、行ってこい…きっと、バファローズの選手達にも、あの男前監督にも、届くぜ」

北斗「ああ…これ以上、せっかくの監督の男前が歪むのは見たくないし…オリ姫達の悲しむ顔を球場で見るのも、これっきりにしたいからね…ファンと一緒に、俺の全てを送り届けるよ」

翔太「…きっと、明日からのバファローズは、生まれ変わるよ。榊原選手も、糸井選手も、安達選手も、一緒にね」

北斗「…ありがとう、二人とも…」(ツカ、ツカ、ツカ…


北斗「抱きしめたい〜♪貴女を〜♪心も身体も〜♪」


冬馬(その時の北斗の出来は…まさに、サイコーだった)


その頃、765プロ

千早「凄い…大谷投手、初回はコントロールが定まっていなかったのに…最初悪い時も、すぐに立て直してくる…これが、スターにして、一流ということなのね…真がフォームを真似したがるのも分かる気がするわ」

真「まあ、初回の失点だけで負けることも、野球では珍しくないから、試合前の投球練習での悪さを、初回には修正済みってくらいになってくれると、もう言うことなしなんだけどね。まあ、打者と対峙して初めて出る課題っていうのもあるんだろうから、簡単なことじゃないんだけど」

千早「そういう意味では、エースの粘りを無駄にしなかった打線も良かったということね。7回に出てきた榊原投手を捉えたし」

真「榊原投手…昔はファイターズにいて、新人王まで取ったんだけどなぁ…今は敵とはいえ、打ってるのに、なんだか打った相手を考えるともの悲しさを感じたよ…もちろん、打たないよりは打つに越したことはないんだけどね」

千早「元チームメイトとの対決は複雑なのね…」

真「まあ、今日は選手の調子もピンキリ分かれてたというか、完全に1・4・5・6番が周りの調子吸い取ってるんじゃないかってくらい凄かったから、その巡りに当たっちゃった榊原投手の運が悪かったのかもしれないけどね…でも、あの4人は本当に、切り込み隊長の働きも4番の働きも助っ人の働きも出来てて、それぞれがファイターズファンにとっての王子様みたいだったよ♪」

千早「ふふ、真は相変わらず、考えがメルヘンチックね…ところで、大谷投手の真似して投げたら、何km出たの?もう図ったんでしょ?」

真「それがさー、たしかに前よりは15km近くも速くなったんだけど、どんなにやっても142kmくらいまでしか出なくて…大谷投手との20km差、いったいこの差はどうやったら埋まるのかなぁ…」

千早「…多分真は、女性アイドルの限界値まで来ていると思うわよ。それ以上を求めたら、アイドルの体格じゃなくなるわ…」


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