過去ログ - 凛「ふーん、アンタが私のサーヴァント?」
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11: ◆ohd.LsER4s[saga]
2015/03/30(月) 20:05:10.14 ID:1zU2+tuGo

この子はサーヴァント……つまり奴隷で、私がマスター……つまりはご主人サマ。

正妻戦争の仕組み的には、どうやらそういうことになっているらしい。

――そんなこと、知ったことではない。

短い間とはいえ、お互いの命を預け、お互いの信念を支え合っていくのだ。

例え相手が自分より強大な存在であろうとも、……いや、相手が格上であるからこそ。

私は見栄を張ってでも、彼女とは対等な立場で付き合っていきたい。


こういうことは、ファーストインプレッションが一番大事なんだ。

……先ほどはつい、驚きのあまり、プロデューサーと出逢った頃のような第一声を放ってしまったが。

まだ挽回は充分できるだろう。……できると、信じたい。


そんな私の思いを知ってか知らずか、初めはおずおずと、やがて確かな意思の籠った動作で、

……やはり私よりも華奢でほっそりとした手を、彼女は重ねてきてくれた。



――思わず、笑みがこぼれる。

大丈夫、やっぱり全然悪くない。ぶっちゃけ大当たりだ。

このサーヴァント、この少女となら、きっと背中を預け合って戦っていける!


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