過去ログ - 【咲】京太郎「死が二人を」数絵「分かつまで」【安価】
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49: ◆phFWXDIq6U[saga]
2015/03/31(火) 00:13:14.84 ID:BYWkxqjPo

京太郎「南浦さんってマジで麻雀の事好きなんだな」

数絵「好きじゃなきゃ麻雀部なんて入りませんから」

京太郎「あー…練習辛いし、俺もハンド部じゃなくって麻雀部に転部しようかなー」

数絵「…言っておきますが、まじめにやらないような人はお断りしますよ」

京太郎「はは。南浦さんは厳しいなー」

そう釘を指すように言うが、数絵も京太郎が本気で麻雀部に移籍するとは思っていない。
麻雀部に移動する最中や下校時、グラウンドで真剣に練習する京太郎の姿を彼女も見ているのだから。
こうして隣で机に突っ伏している姿からは想像も出来ないその様子に「アレは誰?」とそんな事を思ったくらいだ。
勿論、まだ軟派というイメージが完全に払拭された訳ではないが、それだけではない事を少しずつ数絵も理解していた。

「さぁ、そろそろ良いか?」

「とりあえず演劇って事でまず題材を決めようぜ」

京太郎「やっぱここは白雪姫やろうぜ!!」ガタッ

ただ、それでも勢い任せの京太郎についていけない時がある。
悪い人ではないと理解しているが、こういう時は隣にいるのもあって正直、恥ずかしい。
もうちょっと落ち着きを持ってくれたら、こっちも態度を軟化させられるのに。
そんな風に思いながら、数絵は京太郎の隣で小さくため息を吐いた。





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