過去ログ - しんのすけ「羽生蛇村にドライブだゾ」
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23:1[ saga]
2015/04/01(水) 16:56:11.84 ID:9WzKWqEC0
  初日  2:24:58

アン!アンアンアン!

須田「ん?ここは・・・。」


崖から落ちた須田は雨の音、シロの鳴き声で目覚めた。一瞬飛んだ意識を覚醒させまわりを観察する。どうやら自分は水に浸かっているらしい。


須田「川か?」

下が水だったから助かったのだろうか、あいまいな記憶を辿り崖の上での出来事を思い返す。

須田「そうだ!銃で撃たれて!あれ?え!?」

記憶が戻り余計に混乱する須田はさらに奇妙なことに気づく。

須田「この水、赤い・・・。血・・・?」


くぅーん・・・。

須田「シロ・・・。」

須田「あそこから落ちたのか・・・。登るのは無理そうだな・・・。」

とりあえずここから移動しよう。そう思い腰を上げたとき・・・。

ッツ!!あのサイレンのときと同じような頭痛。ひとつ違うのは・・・。『誰かが自分の背中を見ているような映像が頭に映し出されたこと』。



???「大丈夫?」

背後から突然声をかけられた。

須田「!?」

???「あなた、『幻視』が使えるの?」

須田「え?その、崖の上で撃たれてあれ・・・。」

撃たれたはずの左胸を触る。傷はあるようだが出血はしていなかった。

???「この赤い水が血液の代わりにあなたの胸に入ったの。でもはやくそこからでて。決して体に入れていいものではないの。」

目の前の女性は何を言っているのか。幻視?赤い水?まるでわけが分からないといった表情の須田にその女性はすべてを包み込むような笑顔で話しかけた。

???「私の名前は八尾比沙子。この村の求道女よ。」

八尾「話はあと。とにかく一度教会に行きましょう。きっとそこに求道士様もいらっしゃるわ。」



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