過去ログ - アーニャ「早春の息吹身に染む今日此頃」モバP「どうしたアーニャ、言葉遣いが変だぞ!?」
1- 20
1: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:26:20.06 ID:VxdbRpjio
※当SSはロシア語の初歩をちょっとまじめに、楽しく勉強しようという趣旨のSSです。
※目安のためにロシア語にはカタカナ表記をつけています。大体伸ばし棒(ー)のついている部分にアクセントがあります。
例:Анаста́сия → Анастасия(アナスターシヤ)



アーニャ「藪から棒な話で恐縮なのですが、実はですね」

P「はぁ」

アーニャ「ロシア語を忘れてしまいまして」

P「」

アーニャ「まさしく青天の霹靂ですね」

P「いやいや」

アーニャ「プロデューサーとしては寝耳に水な話かもしれませんが」

P「いやいやいやいやいやいやいやいや」

P「……美波?」

美波「ビクッ」

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:27:09.67 ID:VxdbRpjio
美波「すいません!プロデューサーさん、わたしが悪いんですっ」

P「いやぁ……、なにをどうしたらこんなことになるんだ?」

美波「実は昨日、アーニャちゃんと日本語の勉強をしていて……」
以下略



3: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:27:43.18 ID:VxdbRpjio
美波「すいません、私も一緒に勉強していたものですから」

P「う〜〜〜ん、しかし、それは困ったなぁ」

アーニャ「そうですか? 私としては日本語が上手になって非常に喜ばしいのですが……」
以下略



4: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:28:22.27 ID:VxdbRpjio
美波「急に日本語が上手くなったら『これまでのキャラは嘘だったのか!』ってなりますよね」

P「そうだな。さすがにそれは避けたい」

アーニャ「キャラというのは難しいものなのですね……」
以下略



5: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:28:53.05 ID:VxdbRpjio
P「ま、まぁ、とにかく」

アーニャ・美波「「はい」」

P「アーニャにはロシア語を勉強し直してもらおう」
以下略



6: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:29:33.01 ID:VxdbRpjio
――その日の午後

P「アーニャと学ぶ」

美波「ロシア語講座!」
以下略



7: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:30:06.20 ID:VxdbRpjio
アーニャ「美波と私は一心同体、刎頸の交わりなのです」

美波「そう、交わっているんです」

P「……あえてつっこまないでおこう。それじゃ、テキストを開いてくれ」
以下略



8: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:30:41.59 ID:VxdbRpjio
P「一応、読み方はこんな感じだ。順番通り暗記しておくと辞書を引いたりするときに便利だぞ」

Аа:アー Бб:ベー Вв:ヴェー Гг:ゲー Дд:デー Ее:イェー

Ёё:ヨー Жж:ジェー Зз:ゼー Ии:イー Йй:イークラートカエ
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/03/31(火) 19:31:18.05 ID:528Sbu870
美波の場合は若干作ってるよなあ「いきます」とか
あそこまで下ネタに敏感なのに作ってないのも不自然


10: ◆Saja2MUtj2[saga]
2015/03/31(火) 19:31:22.39 ID:VxdbRpjio
P「まずは母音だ。АОУЫЭの五つを『硬母音字』という。アーニャ、お手本を頼む」

アーニャ「はい。アー、オー、ウー、ゥイ、エー」

P「Ыだけちょっと難しいな。これはイとウの中間の音で、ドイツ語でいう『ü(ウーウムラウト)』に似てるかもしれない」
以下略



41Res/30.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice