過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
1- 20
251:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 14:28:26.85 ID:Z4dhcZc20
書庫室

亜里沙「お、返事返って来た返って来た。」

絵里「穂乃果から?」

亜里沙は真姫の携帯をポイと捨てる。

亜里沙「そうそう、これから管理室に来るってさ。」

絵里「そう、じゃあ決めた通り、私も先に行ってくるわね。」

亜里沙「お姉ちゃん、本当に私がやらなくてもいいの?」

絵里「・・・いいのよ、姉として、妹だけにこんな事させられないわ。」

亜里沙「・・・そうじゃなくて、お姉ちゃん、メンバーを殺せる?
今頃になって良心の呵責とか、出てきたんじゃない?」

亜里沙は絵里を見ながら冷たく笑う。

絵里「・・・見損なわないでよ、もう後には引けないわ。」

亜里沙「・・・。」

本来ならば、穂乃果を呼び出した所を二人で襲うのが一番安全だろう。

しかし、絵里自らが一人でやらせてくれと亜里沙に志願したのだ。

亜里沙は少し考えたが、結局はそれに賛成した。

絵里に覚悟を宿らせる為だ。

ここで亜里沙が全てをやってしまってもいいが、それだと絵里に『手を汚す』という覚悟が宿らない。

絵里自信に自ら手を汚させる事で覚悟をさせる事が出来るのだ。

・・・亜里沙は人間のそういう心理的な物をとても深く理解していた。

亜里沙「・・・・・・。」

絵里「・・・・・・・大丈夫よ、心配しないで。」

亜里沙の冷酷な視線に絵里はつい顔を背けてしまうが、すぐに振り向いて言う。

絵里「五千万が手に入るかどうかの瀬戸際なのよ、こんなチャンス二度と来ないわ。」

亜里沙「・・・、さっすがお姉ちゃんだよ、じゃ、行ってらっしゃい。」

絵里「えぇ、すぐに済ませてくるわ、亜里沙は?」

亜里沙「私は上にいることりさんと、・・・雪穂をやってくるよ。」

絵里「そう、お互いがんばりましょ。」

絵里は銃を持って管理室に向かった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
296Res/360.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice