過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
1- 20
277:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 14:55:56.85 ID:Z4dhcZc20
『園田海未犯人説』と呼ばれたモノは、亜里沙をチラリと見て口を動かす。

その姿からは、これから処刑される魔女の様に、痛々しくも、禍々しいオーラの様な物を
感じられた。

ウミ「初めまして、『園田海未犯人説』、ウミと申しマス。本件において、『絶対』と『奇跡』、御両名の魔女の推薦により、あなたの対戦相手に選ばれまシタ。宜しくお願い致しマス。」

ピンクの女「ウミには『殺人鬼』、そして物語の語り手をやってもらうわ。」

絢瀬亜里沙「・・・あなた、海未さんじゃないんですか?」

ウミ「あなたの仰っている『うみ』と私は違いマス。
そもそも私は人間界において存在はせず、概念化した存在デス。」

亜里沙「・・・つまり、海未さんの形をした偽物って訳ですね?
・・・容赦しませんよ。」

ウミ「あなたが何を言おうと、私が犯人である事は多くの大衆によって望まれて決められた事実デス。真実とは、大衆が決めるものデス。大衆によってつるし上げられた魔女は、拷問より滴る血を持って赤き真実とし、火あぶりの刑を受けなければいけまセン。」

亜里沙「・・・あなた、海未さんじゃないですね。
海未さんは、ちゃんと自分の芯を持っている、とても強くて、
メンバーを助ける為であれば、自分の手を何度も汚す、そんなカッコいい女性なんですよ。
あなたみたいな弱い女性じゃない!!」

ウミ「・・・。」

ピンクの女「亜里沙、あなたがこれから開く物語、それはあなたが
何もしなければ、一人の人間が『犯人』として釣るし上げられ、処刑される。
まるで、証拠がない事を証拠とされる様な、魔女狩りの様にね。
あなたの勝利条件、敗北条件を伝えましょう」

ピンクの女は亜里沙にハートのシールの貼ってある、手紙を渡す。

亜里沙はそれを開けると、二つの条項が書いてあった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
296Res/360.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice