過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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279:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 14:57:33.97 ID:Z4dhcZc20
亜里沙「これは・・・?」

ピンクの女「今からウミには、『園田海未犯人説』の物語を語ってもらうわ。
劇中では殺人事件が起きる訳だけどそこには、園田海未が犯人でなければ説明が出来ない事件が起き、犯人が園田海未だという証拠も沢山見つかる。
あなたはそれを聞いてもなお、『園田海未犯人説』を否定し、真犯人を見つけ出す事が出来るのか?そういうゲームよ。」

亜里沙「・・・園田海未が犯人だという証拠はあるが、園田海未が犯人ではないという証拠は無い・・・。そんな中でも私は海未さんを信じて犯人を捜さなくてはいけない。
まるで、悪魔の証明との対決ですね・・・。」

黒い女「その通りね。この物語はもう、園田海未が犯人という事でオチがついているわ。
物語の1から10までが決まっている以上、そこに入り込む余地は無いわ。
それでもやる?もちろん負ければ、分かっているわよね?」

魔女との取引だ。

もし負ければ、それは死よりもつらく、辱めのある罰を受けるだろう。

しかし、それでも亜里沙は迷わなかった。

亜里沙「やります!私は、絶対に負けません!!!」

ピンクの女「よく言ったわ!じゃあウミ、亜里沙!!始めなさい!!!!」

ウミ「・・・愚かな人でスネ。あなたは今、完結した物語を相手に、違う結末を与えようとしていマス。それがどれほど傲慢で、無謀な事か、知りなサイ。」

亜里沙(海未さん、絶対あなたを助けて見せます!!だから、もう少し待っていて下さい!!)

ピンクの女と黒い女は、舞台の上から姿の見えない客席に向かって、手を叩き、叫ぶ。

ピンクの女「さぁ!!ここに泣いても笑っても!最後のゲームが始まるわよ!!
今までのゲームとは少し違う、魔女のゲーム!お気に召してもらえると、大変うれしいわ!!」

黒い女「『絶対』と『奇跡』の名において、どちらが勝っても負けても、魔女好みの美味しい展開になる事は、保障するわ・・・。」

その言葉に、一斉に観客席からは、拍手が渦巻く。

パチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチ!!!!!!
パチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチ!!!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチ!!!!!!パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!

先ほどと同じく、その姿は見えず、拍手の音しか聞こえない。

ピンクの女も黒い女も、それは同様だった。

だが、この時、奇しくも彼女たちと客席の『ヤツラ』の表情は同じだった。

ピンクの女「くっくくくくくくくく!!魔女のゲーム!!あぁ・・・、楽しみだわ。
亜里沙、あなたが『真実』にどこまで対抗できるかどうか、楽しませてもらうわよ・・・。」

黒い女「フッフフ・・・!ほんっとうに退屈しない、良いオモチャを手に入れたもんよ。
でも、もうダメ、同じネタを四度もやれば退屈はすぐにでもやってくる!!
だからこれで最後。
その分、おもいっきり使って、使って!使って!!使い潰して!!!盛大にぶっ壊してあげるわ!!キッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!」

それは腹を空かせながらも、獲物を今か今かとじっと見つめる猛禽類・・・!

今、魔女による、魔女のための、最後のゲームが幕を開けたのだった。

「「きっひひゃ!!!くっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひくっひゃははははははははははははははきひひひひひひひひひひくはははははははははは!!!!」」



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