過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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47:名無しNIPPER[saga]
2015/04/02(木) 00:07:07.28 ID:tmg9xEjI0
真姫「あら、そうなの?じゃあ先に行っているわね。」

凛「亜里沙ちゃんもおっちょこちょいなのにゃ。」

亜里沙「あはは・・・。」

凛たちはそう言って階段を上がる。

亜里沙「フフフ・・・。」

亜里沙はにやりと笑う。

無論、亜里沙は忘れ物なんてしていない。

しかし、今から行う作業は人に見られてはまずい。

それに二階から行えば、三階から人が降りてくるかどうかも見張る事ができる。

亜里沙「この屋敷の階段は一つしかない。
つまり、下に降りるにはこの階段を使うしかない・・・。」

黒い女「どうするの?一日目が終わった訳だけど。」

何もない所から黒い渦が出る。

それはどんどん広がっていき、女性の形を作った。

黒い魔女だ。

亜里沙「どう、とは?」

黒い女「明日には誰かが殺される、それはもう運命で決まっている事だわ。
あなたは真犯人を見つけたいのでしょ?」

亜里沙「そうですね。だからこんな所で油を売っていないで、今から行動しろと?」

黒い女「そうよ。ま、いつどうやって、何人殺されるかはわからないけれど、それでも見張るくらいは出来るはずよ。」

推理小説では、殺人事件が発生してから警察なり探偵が行うのはアリバイ調査と決まっている。

それは地盤を固めるのに必要な行為だからだ。

が、それを調べる警察はここには来ない。

亜里沙は前回の一日目で見た天気予報の記憶から、二日目は雨と激しい風が来る事を覚えている。

ここはクローズドサークルの環境下で起きる殺人事件。

そういう魔女の『シナリオ』なのだ。

警察の代わりに亜里沙がアリバイを十人全員を調べなければいけない。

黒い女(思えばこのアリバイをちゃんと調べなかったから前回は殺されたっていう事もあるのよね・・・。)



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