過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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69:名無しNIPPER[saga]
2015/04/02(木) 01:04:02.42 ID:tmg9xEjI0
雪穂は希の毛布を指でつまみながら剥ぐ。

布団は水滴を吸っているからか、重く感じた。

雪穂「はぁはぁ・・・んっ!」

雪穂は勢いよく、何かを振り払うように掛布団をはぐ。

雪穂「いやああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

この模様は何を塗料に描かれたのか・・・その答えは、希の首から溢れんばかりに出ていた 。

希の首を中心にそれは飛び散っていて喉の中はそれでいっぱい!

中は筆で泡立てた様に気泡が沢山あって、その液体が首から、口から、目からでていた。

雪穂「いやああああああああああああああああああああ!!!!」

希の首は見下ろしたら喉の奥まで見えるのではないか、

それほど深く切られていた。

ここまですっぱり切るならば相当鋭利な刃物でなければここまでの切り口はできないだろう。

雪穂「これは、し、し、し、死んでる!」

雪穂は足をばたつかせながら、一刻も早く希の部屋から出る。

それは、これ以上この部屋を荒らしてはいけないと思ったのと、

この呪われた血なま臭い部屋にこれ以上いたら自分もその仲間入りしてしまいそうで・・・。

雪穂は急いで絵里達の所に向かうのであった。

黒い女「今回は静かにやってるのね。前回が派手すぎたからかしら?」

ピンクの女「そうねー、前回は顔をグシャグシャにしたり、色々したからねー。
今回はその逆をイってみたわ。」

黒い女「一応の確認だけど、警察に電話は出来るのかしら?」

ピンクの女「電話は出来るわよ?部屋についている電話を使ってもいいし、携帯電話を使ってもいい。

でも雨と風で外側から干渉する事は出来ないわ。
これがクローズドサークルの完成ってやつね!」

警察の介入は、この合宿中はクローズドサークルの完成によって完全に否定された。

これで、亜里沙は自由に調査が出来る。

黒い女「さぁ・・・もうお膳立ては十分にしてあげたわ。
亜里沙、あなたがどこまでヤれるのか・・・見せてもらうわよ!」

ピンクの女「楽しくなってきたわぁ・・・。
碑文なんて所詮は前座も前座。これからが本番よねぇ・・・!」

黒い女「クスクスクスクスクスクスクスクス!!」

ピンクの女「ぷっあっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!」

黒い女「やっぱり一番の退屈しのぎは」

ピンクの女「魔女とのゲームに限るわよねぇ・・・?」


「「くすくすくすくすくすあっはっはっはっはっ!!!!」」





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