過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 16 【安価】
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611: ◆GVCfHyzjmtRo[saga]
2015/04/14(火) 01:15:53.62 ID:UVODYnppo


2023年03月02日(木) AM 07:30

実際に血液が流れている訳ではないお陰か腕がしびれたりはせんのだが、

それでもなんとなく血行が悪くなるような感覚に襲われつつ起床した。

幻肢痛と似たような状態に陥っているのかもしれんな。

まあ例えのた打ち回るほど痛もうとも自分の腕の中で寝息をたてているトモミを抱きしめながら眠る方を選ぶのだが。

要するに腕枕はされる方だけでなくする方にとっても嬉しいものなので、2倍お得だという話だな。

寝起きに手櫛で髪を梳いたり密着している身体の感触や温もりを楽しんだりするのはとてもいいものだ。

寝ぼけ眼で背伸びをするトモミの豊かさを至近真正面というベストポジションから堪能する。

「おはようございます……」

「ああ、おはよう」

うむ、今日も1日頑張れそうだ。

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※朝食代(ドリンク付きセットメニュー)22コル*2
昼食代(謎野菜多めのタコスもどき*3とドネルサンドもどき*2)6コル*3 8コル*2 計78コル

アーテルとトモミの◆所持金(コル):1,923,497→1,923,419
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2023年03月02日(木) AM 09:00

トモミとリズベット女史のどちらかが忙しく、2人揃って一旦休憩を取ったり出来ない場合に備え、

また俺の弁当代わりでもあるのだが、昼食用にと携帯し易い食べ物を見繕ってみた。

謎野菜多めのタコスもどきを俺が2つ、トモミが1つに、燻製とチーズの様な物体に野菜を挟み込んだ惣菜パンを1つずつだ。

トモミには極力リズベット女史と一緒に居て貰いたいし、リズベット女史にもそうお願いしてある。

商売慣れしている人間が傍に居れば安心と言うものだ。


さて何やら稀少そうなイヤリングを手に入れた事で宿へは自力で帰れるようになったマサムネなのだが、

一度訪れてマップに印とメモ書きをしないとイヤリングを使うための座標指定が出来ない様で、

要するに最初に少なくとも1回は連れて行ってやる必要がある訳だな。

昨日待ち合わせた時点で印をつけるなりしていれば良かったのだろうが、

例の100万イヤリングを手に入れたのは昨日の《迷宮区》探索から戻ってからなので致し方ない。

マサムネを伴って再び待ち合わせ場所へとたどり着くと、アルゴは既に居て何やらホロキーボードを叩いていた。

朝から急がしそうで頭が下がる。

と言うよりこの情報屋は24時間365日忙しいのだ、気が休まる暇も無いのではないかと心配になる。

フレンドリストを表示させて眺めてみると、朝から慌しい人が多いようだ。

アスナ嬢やキリト、ルイコは現在位置座標をサーチする事が出来なかったので、既に《迷宮区》に潜っているらしい。

ギルドルールで出発時に送信する事になっている行き先連絡メッセージにも《迷宮区》へ向かう旨書かれていたので、間違いあるまい。

エギルはフィールドに居るな……移動中か、狩りかという所だろうか。

クラインもサーチ出来んな……《風林火山》のメンバーと一緒に《迷宮区》の中だろうか。

チャコール・ヘッドもサーチ出来んのだが、職人が単身で《迷宮区》へ向かうとは考えづらいので、

どこかのダンジョンやインスタンス扱いのエリアに居る可能性が高い、という所か。

《鼠の知育会》メンバー達は既に事務所に集まって仕事を再開してくれている様だ。

俺達も報いることが出来る様に頑張らねばな。



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