過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 16 【安価】
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798: ◆GVCfHyzjmtRo[saga]
2015/04/21(火) 03:59:24.53 ID:lZJtOL+go

>>797 2 秘密にしている様だから女性プレイヤーだとは話さないが、顔見知りなので優しくしてやってくれと頼んでおく。


「恐らくだが……そのプレイヤーは俺も知っている人物だな……」

「知っていると言っても一昨日《迷宮区》ですれ違った程度なのだが……」

秘密にしている様だから女性プレイヤーだとは話さないが、トモミなら俺の態度から察してしまうかもしれんな。

「俺自身の事でトモミに隠すことは何も無いのだが、他人の個人情報を軽率に扱うわけにはいかんか」

言いたくないという訳でも無いし、俺自身に疚しい事がある訳でも無い、ただ憚られるというだけだ。

「まあ……なんだ、一応顔見知りなので優しくしてやってくれると助かる」

《攻略》でまた犠牲が出てアルゴやトモミの負担がさらに増えてしまうという事態は出来れば避けたい。

「勿論機会があったらでいいのだが」

「そういう事でしたらよろこんで」

「私もお友達が増えるのは嬉しいです」

「そ、そうか……」

「はい」

トモミにはやはり隠し事が出来ないらしい。

誤解や曲解をしないでくれるのは本当に助かるし、正しく気持ちが伝わるのも嬉しいのだが、

トモミを悲しませてしまいそうな不幸があった時に黙っている事も出来ないとなると困ってしまうな……。

そうなってしまった時は……全力で支えるしかない、か。

「どんな人なんでしょうね」

「さあなぁ……さっぱり解らん」

最前線で戦っている《フロントランナー》として最大級の敬意は払うが、

そのパーソナリティーにはそもそもそこまで興味は無い。

まあ、確実なのは女性プレイヤーである事と、

「俺の嫁の方が可愛いという事だな」

「うっ」



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