過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 16 【安価】
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◆GVCfHyzjmtRo
[saga]
2015/04/24(金) 05:31:36.94 ID:K1FMi8Mdo
※
>>868
2あるいはNPCショップでアイテム補充とかできるように待機してもらう
アルゴが齎した情報を元に、《フロントランナー》達が考える戦術に早々間違いは無いだろうが、
さすがの《フロントランナー》達も人間だ、現実と同じトラブルが起こり得るだろう。
状況や程度は様々だろうが、要するにミスという奴だ。
絶対に間違えない人間など居ないからな。
程よい緊張は良い結果を生むが、緊張しすぎた場合実力を発揮できないだろうし、疲労は集中力を奪っていく。
戦闘が長時間に及ぶほどミスが増えていくのは明らかで、こればかりは避けようが無い。
万が一にもこういった状況に陥らない事を願うが、
仮に戦術や戦列が崩壊した場合、最悪泥沼の消耗戦になってしまうかもしれない。
何があるか解らない以上、備えておくに越した事は無いだろう。
トモミにはアイテムストレージに注意をしながら宿で待機していて貰えるように頼む事にした。
具体的にはNPCショップでの回復アイテムの補充だな。
補充が必要な時ほど白紙のスクロールにメッセージを書いている余裕は無くなるが、
トモミなら自分で判断してくれるだろう。
「あと……もし耐久値が心もとなくなった装備がありましたらストレージに入れて下さいね」
「俺の装備なら元々ストレージに入っているから、装備解除するだけでいいのだろうが……」
「他の奴の装備もストレージに放り込めばメンテしてくれるという意味か」
「はい」
「なるほど、それは戦闘を継続する上でかなり有効そうだな……正直有り難い、助かる」
「助かるが……メンテが必要になるほど長引く時点で色々とやばそうなので、出来ればそうならない事を祈る」
「あぅ」
「まあ、なんだ、長丁場にならない様に祈っておいてくれ」
「はい」
トモミをそっと抱きしめて、優しく抱き返して貰う。
ただそれだけの事に、俺がどれだけ満たされているのか計り知れない。
身体全体で感触と温もりと己に課すべき責任の大きさを再確認する。
本当は一瞬たりとも悲しい思いや寂しい思いをさせたくないのだが……そろそろ出なくては遅刻してしまう。
必ず帰って抱きしめる、そう心に決めてダブルルームの扉を開けた。
「いってきます」
「いってらっしゃい」
《つづく》
※すいませんうとうとしてしまったりなんだりで遅くなってしまいました……ボス戦始められなくて申し訳ないです。
※次回24日夜は22時前後目標に調整予定で、地の文でざっくり編成会議の雰囲気を描写してばっさりボス部屋に到達したい気持ちです。
続けて現在予定されている編成表だけ貼って失礼したいと思います。
※今夜も遅くまで読んで頂いてありがとうございました。お疲れ様でした。
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