19: ◆DFyQ72NN8s[saga]
2015/04/04(土) 06:21:01.72 ID:JO/9j/TF0
しばらくして流した涙が赤い痕になって残り始めた頃−−
私の胸に抱きしめられていたお姉ちゃんは、もう涙声を隠さないで意を決したように、言いました。
「ねぇ、憂……キスしたことある?」
20: ◆DFyQ72NN8s[saga]
2015/04/04(土) 06:23:36.69 ID:JO/9j/TF0
それからしばらくして、私が浅い眠りから目覚めると、そこにお姉ちゃんはいませんでした。
なんとなく、そんな気がしていたのは、やっぱり私たちが
どうしようもなく「似た者姉妹」だからなのでしょうか。
ベッドから起き上がって、立ち上がると、姿見に自分の顔が映ります。
21: ◆DFyQ72NN8s[saga]
2015/04/04(土) 06:26:25.41 ID:JO/9j/TF0
以上でございます。
平沢姉妹は、互いを想い合う優しい姉妹だからこそ、愛に走れなかった、
そんな過去があるのかもしれないと思い、この話を書きました。
如何だったでしょうか。
次回は「ういあず、夏のリゾート編!」を予定しております。
22:名無しNIPPER[sage]
2015/04/04(土) 06:49:15.41 ID:Rs6SpeuzO
読めるようになったぜ綯い交ぜ
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