22: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 10:03:59.93 ID:nRwwSHxn0
大和田「……俺、ちょっと周り歩いてるわ」
石丸「！？待て兄弟！１人で出歩いたら危険だ！」
苗木「そ、そうだよ！それに村長のラザレフさんも、夜は用心しろ、って言ってたし……」
23: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 10:11:33.48 ID:nRwwSHxn0
大和田（……さぁてと……そろそろ戻るとするか）
後ろを振り返り、村の方へ歩き出す大和田。
だが、ほんの数歩だけ進んだだけで、足が止まった。
24: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 10:21:21.12 ID:nRwwSHxn0
『夜になれば、分かるのではないですか？』
大和田「ぎ……ぎやぁぁぁぁぁっ！？」
25: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 10:30:26.28 ID:nRwwSHxn0
――砂漠の村の家
ﾎﾞﾑﾝｯ!
苗木「……？……ねぇ、石丸クン、今何か音が聞こえた気がするんだけど……」
26: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 10:44:06.68 ID:nRwwSHxn0
石丸「なにッ！？兄弟ッ！？」
苗木「大和田クン！！早く家に入って！！早く！！」
大和田「う、うぉおおおおおおおおっ！！」ｽｩｯﾊﾞﾀﾝ!!
27: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 13:29:08.60 ID:nRwwSHxn0
大和田「ぬおおおおおぉぉぉぉぉっ！！」ｶﾞｽｶﾞｽｶﾞｽｶﾞｽｯ!
苗木「お、大和田クン！？手、痛くないの！？」
大和田「そういや全然痛くねぇぇぇぇっ！！でもそんなの関係ねぇぇぇぇっ！」ｶﾞｽｶﾞｽｶﾞｽｶﾞｽｯ!
28: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 13:36:38.84 ID:nRwwSHxn0
それとほぼ同時に、ドアが化け物によって蹴破られた。
石丸「急いでここから出るのだ！」
３人は開けた穴から飛び出し、家から逃げることが出来た。
29: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 13:45:44.70 ID:nRwwSHxn0
？？「ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ･･･」
石大和苗「…………う、うわぁぁぁあああああああっ！？」
大和田の後ろにいたのは、自分たちの背丈よりも大きい、鉄の人形だった。
30: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 14:00:00.20 ID:nRwwSHxn0
？？「ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ!!」
ﾎﾞｺﾞｫｯ!ｶﾞｽｯ､ｹﾞｼｯ､ﾌﾟｼｭｯ､ﾄﾞｺﾞｫﾝ!･･･ｷｼｬｧｰｯ!ｳﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!ｶﾞｽｯ･･･
苗木「え………？」
31: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 14:12:51.37 ID:nRwwSHxn0
？？「ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｯ･･･」
石丸「な、なんだ……？どうしたというのだ……？」
苗木「ッ！？危ない！！大和田クン！下がって！！」
32: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/02(木) 14:25:16.68 ID:nRwwSHxn0
３人は目を瞑り、沈黙する。
…………
…………？
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