141:名無しNIPPER
2015/04/04(土) 23:24:10.48 ID:Or5Afvo1O
「GACKTさん。彼女達の曲、書いてきてくれたんですよね」
「うん。後はあの子達次第かな」
僕の歌は決してアイドルが歌うような感じじゃない。
だからある程度崩したり、変えてみたりする必要があった。
「だけど、少し早すぎる気もします」
「そうなんだよなあ。まだ僕の歌を歌えるレベルじゃないんだよ」
「あ…は、はい…」
そう。それが問題なんだよ。
じゃあ何でデビューなんかさせたんだって話になるけどさ。
でも、ちゃんと考えはあるんだ。
「だからさ、部長に頼みがあるんだよね」
企画書を嬉しそうに見ていた部長が僕の方に向き直る。
「?…私にかい?」
「うん。企画書、見たんだよね?」
「まあ、まだ触りだけなんだけどねぇ。嬉しくて嬉しくて…」
あはは。プロデューサー冥利に尽きるよ。
「その2ページ目、見てくれる?」
だけど、ちゃんと目を通してくれないと困るな。
「?……なになに、神威 楽斗、プロデューサー、兼……ボイストレーナー!?」
「ええっ!?」
516Res/319.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。