149:名無しNIPPER
2015/04/04(土) 23:31:54.69 ID:Or5Afvo1O
一日の仕事が終わり、卯月達と軽いミーティングをしていた時、ふいに凛が質問をしてきた。
「ねえ、どうして私達を選んだの?」
「いきなり何?」
「いや、何でなのかなって…」
「あら〜?しぶりん、私達とは嫌なの〜?」
横で聞いていた未央が凛を軽く突つきながらからかいだした。
「違うよ…けど、ほら、みくとかさ…」
みくか。
今僕が聞きたくないキーワードその1だな。
「んー…確かにそうだよねぇ。…私達を選んだ理由って、何なんでしょう?」
卯月も疑問に思ったのだろう。
書類から目を離して同じ質問をする。
「どうしてって…」
「?」
「そりゃ…お前達が1番まともだから、かな」
「……ガクちん。それみく達の前で言っちゃダメだよ?」
……。
「…まあそんな話は置いといてさ、皆に宿題があるんだよね」
「宿題?」
「そう。重大な宿題」
宿題、というキーワードだけで拒絶反応を起こすのは今の若者らしい。
特に、未央。
「簡単な宿題だけど、難しい宿題でもあるよ」
「…どういう宿題なの?」
勿体ぶらないでくれと言わんばかりに凛が僕を見る。
「…ユニット名を、決めてもらう事かな」
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