154:名無しNIPPER
2015/04/04(土) 23:38:21.68 ID:Or5Afvo1O
「みくちゃん!こんな事しちゃダメだにぃ!」
「うるさいにゃ!みく達はもう我慢の限界だにゃ!」
「無駄な抵抗は辞めるんだー!君達は完全に包囲されているぞー!」
「やかましいにゃ!デビュー出来たからってぇ!!」
「…!」
……。
僕は昔、すぐに殴ってくる教師の車を何人かで壁に立て掛けた事がある。
その他には、近所のうるさいおっさんを嵌めるため落とし穴を掘ったり。
今、僕はまさにそれをやられてる気分かな。
やるのは良いけど、やられるのはこんなに嫌なことなのか。
…元の世界に帰ったら、少しTAKUMIに美味い物を奢ってやろう。
「GACKTさん!何とかして下さいいい!」
かな子と智絵里が僕の腕を掴んで振り回している。
両手に花だな、なんて冗談は通じないようだ。
…そうだよなあ。
まだ子供だしなあ。
そういえば、僕は必要最低限の事しか言わなかった。
みくはきっと、確定した情報が欲しかったんだろうな。
ふわっとした情報じゃなくて、確固たるものが。
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